『新婚さん』50年前に登場した“金婚さん”、10DK一軒家で2人暮らし 食事以外別行動→円…

2025/10/04 05:00 

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5日放送『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ

 5日放送のABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(後0:55~1:55)は、1時間SPで特別企画「金婚さんいらっしゃい!」を送る。50年前に登場した新婚さん2組が再び金婚さんとして登場する。

【動画】当時の貴重な映像公開!50年前出演の”金婚さん”

 1971年の「新婚さんいらっしゃい!」放送開始から今年で54年目。これまで5000組を超える新婚さんを迎え、お茶の間にたくさんの笑いを届けてきた。番組当初に出場した新婚さんは、今、結婚生活50年を数え、金婚式を迎えている。

 今回再登場したのは、1974年4月に出場した京都府木津川市の夫妻。築36年、なんと10DKの一軒家に2人で暮らしている。朝昼晩の食事以外は別行動だそうで、妻は週3卓球、週1麻雀、時々体操と実にアグレッシブ。デイサービスの送迎も手がける夫は、毎日大好きなビールを飲んでのんびり過ごしている。

 出場のきっかけは、「夫が桂三枝(現・文枝)に似ているから」と夫の妹が勝手に応募したこと。しかし妻もファンだったため勇気を出したところ、実物は「垢抜けていてオーラが違う」と感動。MCの梓みちよさんも「テレビで見るより綺麗」だったと振り返る。

 ビデオデッキが一般的でなかった50年前、電気店の友人が録画してくれていた。貴重な映像を、出演時にお腹の中にいた娘と孫3人と一緒に視聴。23歳と22歳だった夫婦、「結婚して4ヶ月、妊娠8ヶ月」という、当時は珍しかった授かり婚にスタジオが驚いていた。

 もともと妻と付き合っていた友人から「別れた」と聞き、「もらうで」と告白。三枝のファンだった妻も、「ちょっと似ている」ことで惹かれたという。初めての口づけなど交際後のエピソードも語られ、孫たちも「50年前にタイムスリップしたみたいで新鮮」「意外にもおじいちゃんがかっこよかった」と大喜びだった。

 スタジオで50年間の一番の思い出を訊ねると、約45年間、消防士として勤務した功績が認められ、2015年に危険業務従事者叙勲として瑞宝双光章を受章したことだと明かす。長女が生まれてから2ヶ月後に父を亡くした夫は、消防士を辞めて家業の酒店を継がなければと考えたが、「私が継ぐ」と妻が娘をおんぶしながら配達・集金に駆け回ってくれたのだという。

 夫婦円満の秘けつは、「正しい夫婦ゲンカ」。お互い言いたいことを言い、ストレスを抱えない話し合いが大事だと語る。

 VTRで登場した桂文枝は現在の2人の写真を見て、「ご主人は私より間寛平さんに似てきた」と一言。幼い頃、火事に遭った経験から消防士に対して尊敬の念があるそうで、「叙勲を受けて素晴らしい人生。お2人が私にとってもいい思い出になった」と語り、2人も「まだまだ頑張って生きないと」と力を込めた。

 このほか、1976年6月に出場した福岡県岡垣町の夫妻が登場するほか、金婚式のお祝いとして、50年前にもあったあの名物コーナー「ペアマッチ」が復活。2組の夫妻が賞品を懸けて挑戦する。


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