声優・戸谷菊之介、『チェンソーマン』デンジの役作り明かす「“最強のパン”つくりました」

2025/09/26 08:00 

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27日発売のファッション誌『Oggi』11月号に登場する戸谷菊之介(C)小学館

 声優・戸谷菊之介が、27日発売のファッション誌『Oggi』11月号(小学館)に登場する。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(公開中)の主人公・デンジ役で話題の戸谷が、連載「耳恋▼推しの声が聞きたくて」(▼=ハート)で役作りについて語る。

【画像】レゼとデートするデンジ!劇場版ビジュアル&場面カット

 戸谷は、2017年に声優発掘のためのオーディション『第6回 アニストテレス』で特別賞を受賞し、翌年、声優デビュー。その約5年後に、テレビアニメ『チェンソーマン』の主人公の座をオーディションで射止めた。その後、『WIND BREAKER』の兎耳山丁子役や、人気シリーズ『七つの大罪 黙示録の四騎士』のドニー役などに出演している。

 戸谷は、「形だけだとやりきった感じがしないし、お客さんにも伝わらないと思うし、自分も納得できないですから。たとえば、役と同じ体勢になってみるとか、同じものを食べながらセリフを喋ってみるとか…作品の中でデンジが『美味い!』と食べていた“最強のパン”を自分でつくって食べたりもしました」と徹底した役作りを告白。

 また、戦闘シーンがあれば、自分も壁に背中をぶつけてみたこともあるという。「ぶつかるのは背中でも胸まで衝撃がくるんだとか、こんな声が漏れるんだとか、そういう“本当のところ”を考えることが好きなんです」と明かした。ここまでやれば、誰にも何も言われないほど準備をしてマイクの前に立つ。あとはもう何も考えない、その徹底したこだわりにチェンソーマンのファンからは「デンジの声本当にピッタリすぎ」との評価も。

 「テレビアニメ『チェンソーマン』の収録中は、一週間まるまる作品のことを考えていました(笑)。『そこまでやる?』ってことも、何かそこにヒントがあるかもしれないって思うとやりたくなるんです」と語った。

 誌面ではファッション撮影にも挑戦した戸谷。最旬ファッションに身を包み大人の色気溢れるカットや、爽やかな笑顔を披露している。ほかにもインタビューでは、過去にお笑い芸人を夢見ていたことや、今でも自分でネタをつくってイベントで披露している、といった意外なエピソードも明かしている。
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