竹中直人、松田優作さんの前でものまね「なめてんのか?」→まさかの結末「ずっと(心に)残って…

2025/08/25 11:25 

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竹中直人 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の竹中直人が、25日放送の『ノンストップ!』(月~金曜 前9:50)に出演。1989年に40歳の若さで亡くなった名優・松田優作さんの思い出を語った。

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 現在俳優として名をはせている竹中だが、ブレイクのきっかけは素人として出演した番組で披露した形態模写。その後、コメディアンとしてデビューした竹中に、MCのバナナマン・設楽統が「松田優作さん(のものまね)とかすごい見てました」と話すと、89年6月に放送された「ライオンのいただきます」での松田のものまねのVTRが流れた。

 続けて、「松田優作さんご本人の前にものまねをされたと…」と振られると、竹中は「原田芳雄さんのコンサートにゲストで出て、打ち上げに呼ばれたんですね。芳雄さんが『竹中、優作(のものまね)やれ』って。僕は『優作さん、奥の方にいらっしゃるじゃないですか、できないですよ』って言っても、『いいから、やれ』って」と逃げられない状況だったことを告白。

 続けて「わかりましたっていいながら、優作さんのものまねをする前に、いろんなものまねしたんですよ。そしたら、『うるせー、このやろー』って(内田)裕也さんが叫んできて。でも芳雄さんが、『こいつ面白いからいろいろ見てやってください』ってステージに上がっていろいろやったんですよ。優作さんの『太陽にほえろ』の(名シーンの)『なんじゃこりゃああ!』とか」と追い込まれて、ものまねを披露したという。

 すると、「遠くの方から『こら!こら!』って聞こえてきて。優作さん、すっと立ち上がって、だんだん近づいてきて…。優作さん、でかいじゃないですか。見下ろされる状況になって」と状況を説明。「『なめてんのか?』『なめてないです』『なめてんだろう?』『なめてないです』『なめてんだよ』って手が上がったんですよ。僕は殴られると思って(身構えたら)、俺の手をグッと握って、スッと引っ張って。その手の感触が柔らかくて、大きくて、いい感触だったんですよ」とまさかの展開。

 さらに、松田が見下ろしながら「『ずっと見てました、愛してます』って。いやーうれしかったですよ」とまさかの言葉。竹中は「僕が素人だったころの番組から見ててくださって。その瞬間はずっと(心に)残ってますね」と語った。
ORICON NEWS

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