『ファンタスティック4』レトロフューチャーな世界の裏側に迫る特別映像 ハービー誕生秘話も

2025/08/13 10:00 

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ハービー=『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(公開中)(C)2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.

 マーベル・スタジオが初めて描く伝説のヒーローチーム“ファンタスティック4”のデビュー作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が公開中だ。このたび、制作の裏側を明かす特別映像が解禁された。

【動画】特別映像「レトロフューチャーな世界観の創造」

 本作は全世界でのオープニング興収2億1800万ドル(約322億6400万円)という記録的なヒットスタートを切り、週末の世界興収ランキングでも第1位を獲得。さらに、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として37作連続全米初登場No.1という驚異的な記録を更新した。

 物語の主人公は、異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で結ばれた唯一無二のヒーローチーム“ファンタスティック4”。家族に新たな命が誕生しようとするその時、惑星を食い尽くす規格外の巨大な敵“宇宙神ギャラクタス”が地球に迫る。
ギャラクタスの狙いは、生まれてくる子どもだった。地球滅亡へのカウントダウンが進む中、4人は人類全体か、家族かという究極の選択を迫られる――。

 解禁された映像では、マット・シャックマン監督をはじめとするクリエイター陣の徹底したこだわりが紹介される。本作の舞台は「レトロフューチャーな架空の60年代」。その世界をリアルに表現するため、CGに頼らず極力“実写”で撮影。リード・リチャーズのラボや彼らの住むバクスタービル、物語の転機となるタイムズスクエアまで、大規模なセットをゼロから建設した。

一見CGのように見えるキャラクターやアイテムも多くが実物で作られている。例えば“5人目のファンタスティック”とも呼ばれ、ファンから「かわいすぎる!」「推しキャラ」と人気急上昇中の相棒ロボット・ハービーも、特注の滑らかに動くロボットを使用して撮影。映像では、ハービーのデザイン画や動作テスト中の様子も公開されている。

 さらに、敵ギャラクタスや、宇宙を舞台にした戦いで使用される宇宙船の制作過程も明らかに。主演のペドロ・パスカルも「足を踏み入れるだけで楽しくなる」「綿密に設計された映像体験だ」と話しており、細部まで作り込まれた世界観がファンを魅了する要因の一つになっていることがわかる。

 マーベル・スタジオのこだわりが詰まった『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。“ファンタスティック4”やハービーの活躍、そして圧倒的な“レトロフューチャー”の世界を、劇場の大スクリーンで体感してほしい。


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