香港で「ちいかわ」の大規模イベントを開催中 討伐&“無限白米湧きドコロ”など…名シーンに入…

2025/08/08 13:47 

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屋内展示「ちいかわの日常」

 香港・尖沙咀(チムサアチョイ)の大型商業施設「K11 MUSEA」では、今月1日より人気キャラクター「ちいかわ」の大規模なイベント「CHIIKAWA DAYS」展がスタートした。

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 会場では、3つのテーマゾーンを通じて、ちいかわの世界観をたっぷり楽しめる。同イベントは、香港のクリエイティブブランド「AllRightsReserved(ARR)」がちいかわの公式ライセンサーである「Spiralcute International」の特別協力により主催しており、当初は、今月24日までの開催予定だったが、予想を上回る反響を受け31日まで延長が決定した。さらに、ちいかわと仲間たちは、香港の街中にも登場。2階建てトラムのちいかわラッピングや、MTR駅のテーマ装飾など、香港全土が「ちいかわ」一色に染まる。

 また、 香港政府観光局とARR とのコラボレーションによる特別企画「CHIIKAWA in Hong Kong Neighbourhoods」では、香港の4つの主要スポットにちいかわテーマの撮影スポットが登場。電子スタンプラリーも開催され、街歩きがさらに楽しくなる。

 「CHIIKAWA DAYS」展は、尖沙咀の大型商業施設「K11 MUSEA」と「尖沙咀ハーバーフロント」で開催されており、衣・食・住・動の4つのテーマを通じて、ちいかわの名シーンの没入型体験が可能。会場には100点以上の立体フィギュアが展示されるほか、ビクトリア・ハーバー沿いには高さ9メートルの巨大なインフレータブルバルーンオブジェが並び、まるでちいかわの世界に入り込んだような空間が広がる。

 さらに、ちいかわのイラストレーター・ナガノ氏による特別描きおろし「飲茶」コレクションも登場。ちいかわたちが「エビ蒸し餃子」や「シュウマイ」などの点心に変身し、香港ならではのユニークな世界観を楽しめる。

 入場は事前のチケットの購入が必要で、追加日程のチケットは今月1日から発売が開始され、すでに完売。日本からのファンに向けては、香港政府観光局とエイチ・アイ・エス(HIS)のコラボレーション企画として入場チケット付きのスペシャルツアーを用意している。

 「CHIIKAWA DAYS」展の開催に合わせて、香港の街中でもちいかわの世界観を楽しめる仕掛けが多数登場。香港名物の2階建て路面電車「トラム」では、5日まで「CHIIKAWA DAYS」テーマのラッピングトラムが運行していた。アートとデザインが融合したビジュアルで、香港島を走るトラムがちいかわ仕様に変身した。

 さらに、「MTR尖東(イースト・チムサアチョイ)駅」は、1日よりちいかわテーマの駅として大変身。展示会場周辺の柱や壁パネル、改札口ゾーンには、CHIIKAWA DAYSをモチーフにしたモザイクタイル装飾が施され、駅構内全体が没入感のある空間に。まるでちいかわの世界に入り込んだような体験ができる。また、一部の改札ゲートでは、ちいかわのオリジナルボイスガイドも導入。乗客が改札を通過する際に、キャラクターの声が流れる仕掛けで、日常の通勤や移動のひとときにも、ちいかわの魅力を感じられる。

 「CHIIKAWA DAYS」展の有料エリアでは、3つのテーマゾーンが名シーンとインタラクティブな体験を再現。ゾーン1は「ちいかわの日常」。衣・食・住・動から日常の小さな冒険を見ることができる。ちいかわの自宅に足を踏み入れ、討伐クエストに挑戦したり、無限白米湧きドコロ(炊飯器)に入ったりと、来場者が物語の一部になれる体験が広がる。さらに香港限定で初登場となる点心スペースなど、会場のあちこちに散りばめられた魅力的なサプライズにも注目。

 屋内展示では、ネットカフェ、“ラーメン「郎」”、三つ星レストラン、刑務所、そして有名な戦闘シーンまで、ちいかわの世界を象徴する名シーンが再現され、没入感を一層高めてくれる。

 ゾーン2は「超巨大グルメの森空中楽園」。足を踏み入れると、ちいかわの世界に登場するおいしい食べ物たちが再現された空間を楽しめる。

 ゾーン3は「超大型討伐!名シーンとスペシャル衣装展示」。ちいかわの魅力的なルックの数々を一足先にお披露目する。巨大インフレータブルバルーンオブジェや、名シーンの再現、そして限定デザインのキャラクターたちとともに、香港で最もエキサイティングなちいかわの祭典が始まる。
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