King & Prince高橋海人、映画でも対面の“葛飾北斎”に聞きたいこと「どういうつも…

2025/07/16 12:38 

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“葛飾北斎”に聞きたいことを明かしたしたKing & Prince・高橋海人 (C)ORICON NewS inc.

 King & Princeの高橋海人(高=はしごだか)が16日、都内で行われた展覧会『HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展』記者発表会にアンバサダーとして登壇した。

【写真】お絵かきポーズを披露したKing & Prince・高橋海人

 今や世界を席巻する日本のエンタメ文化である漫画やアニメのルーツと言われている葛飾北斎。同展は、『北斎漫画』1700冊を所蔵する浦上満氏(浦上蒼穹堂)の全面協力のもと開催される。

 質・量ともに世界一として知られる浦上コレクションの『北斎漫画』全15編をはじめ、多彩な読本(よみほん)の挿絵、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(通称:大波)、自らを“画狂人”と称した晩年の傑作『富嶽百景』全3編・102図、さらには世界初公開となる幻の肉筆画16図など、出展作品は総数300点超え。高橋は音声ガイドにも参加している。

 北斎の娘の人生を描いた映画『おーい、応為』(10月17日公開)で北斎の門下生で絵師・渓斎英泉(善次郎)を演じる高橋は「どちらかというと僕が勉強して映画のなかで描かれていたのは、北斎の人生観や生き様だった。そこで思ったのはやっぱり…家が汚いな」とポツリ。「ごみが溜まったら引っ越すし、90回以上引っ越された方。その手伝いをたくさんしたな、という印象があります」と笑わせた。

 70歳まで満足しなかったという北斎に「『70歳になってやっと虫の骨格がかけるようになった』といっていたと聞いて、“だいぶ腰の低い方なのだな”と思いました」と印象を語り、「本当になにかをずっと追い求めていて、ゴールがなかったのかな。なにかを追い求めていて、なにかを生み出す熱量が長寿の秘けつだったのかな。生活環境はよくなく、ゴミを捨てられなかったと聞くし、北斎が長生きした理由は熱量。パッションなのかな」と感銘を受けた様子。

 そんな人間味にも触れ「絵の幅もそうですがたくさん勉強させていただいて、自分たちの思っていた北斎の印象とは違い、生活だったり自分の絵の矛先がすごい絵を目指すというより、描きたいものを描きとどめて、それが『届いたら良いな』と。高尚な絵師さんというより、そのへんの近所の絵のうまいおじちゃんみたいな感じな生活スタイル」と親近感を抱いた。

 北斎とは「めちゃくちゃ会ってみたい」と興味津々。現在、市場には3億円の価値があると言われている絵も昔かけそば一杯、今で言う400円、漫画一冊分で出していたとか。高橋は「いろんな話を聞いてみたい。どういうつもり?って聞いてみたいです。もっと高く値段つけようよ!って」とおちゃめに語っていた。

 同展は9月13日から11月30日までCREATIVE MUSEUM TOKYOで開催。
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