『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』鬼太郎の父の頭上に傘を差す水木 『ゲゲゲの鬼太郎』コラボ浮世絵が…

2025/07/12 19:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の浮世絵シリーズ発売決定

 アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の浮世絵シリーズの新作となる2作品が、14日より販売されることが決定した。今回は、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とのコラボ作品「花散しの友誼」と、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期とのコラボ作品「妖怪道路」の2作品となる。

【写真】エモすぎる…さりげなく鬼太郎の父に傘を差し出す水木

 世界に誇る日本の伝統文化・浮世絵を継承するべく、伝統を大切にしながらも革新的なアプローチを取り入れ、数々の作品を企画・制作する「版三」が制作する。これまでに『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』『ゴジラ』をはじめ、『スター・ウォーズ』『マーベル』シリーズなど、国内外の人気コンテンツとのコラボレーションを展開してきた。

 国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観を浮世絵で描いた「ゲゲゲ浮世絵」シリーズはこれまで8作品を発売し、なかでも映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とのコラボ作品は完売後も再販の要望が数多く寄せられている。

 今回の新作となるゲゲゲ浮世絵「花散しの友誼」は、原作者・水木しげる氏生誕100周年を記念して2023年に公開された“鬼太郎誕生”の秘話を描く長編アニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とのコラボレーション。鬼太郎の父と水木の出会い、そしてふたりの父が迎える運命が描かれ、興行収入は27億円を突破。「第47回日本アカデミー賞」では優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、高い評価を得た。さらに、2024年には327カットをリテイクした『真生版』が公開され、累計興行収入は30億円、観客動員数は208万人を突破している。

 ゲゲゲ浮世絵「花散しの友誼」は過去2作品「暁の友」「道連れの酌」と同様に鬼太郎の父と水木の友情を描いた作品。モチーフには、歌川国芳「雷正九郎(庄九郎)」や歌川芳春「青砥稿花紅彩画 白浪五人男」、歌川国貞(三代目歌川豊国)「花誘吉原の夜雨 東八景ノ内・中村歌右衛門」などを採用している。

さりげなく鬼太郎の父の頭上に傘を差す水木と、舞う桜と雪に目を奪われる鬼太郎の父の姿が、静かに友情の温かさを伝えている。

 ゲゲゲ浮世絵「妖怪道路」は、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期とのコラボレーション。付喪神(つくもがみ)を題材とした『付喪神絵巻』と、あの伝説的なグループが歩いたことで知られる、とある道の風景をモチーフにし、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期キャラクターの賑やかで不思議な世界観を描いた作品で、細部にまでこだわった遊び心あふれる描写の数々が楽しめる。

 いずれも、公式オンラインショップ「版三 浮世絵工房」にて、14日より販売される。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報