『最後の鑑定人』記念すべき最初の“真犯人”葉山奨之演じた緊迫シーンを最速公開【ネタバレあり…

2025/07/09 23:09 

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9日放送水10ドラマ『最後の鑑定人』より (C)フジテレビ

  俳優の藤木直人が主演を務める、7月9日スタートのフジテレビ系水10ドラマ『最後の鑑定人』(毎週水曜 後10:00)が9日に初回を迎えた。このたび記念すべき初回の“犯人”となった葉山奨之の衝撃場面写真が公開となった。

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 第1話では、海から引き上げられた水没車から身元不明の白骨化遺体が発見される事件が発生。車内の残留物から、神奈川県警は12年前に発生した強盗殺人事件に関連していると推察。しかし手がかりが少ないこともあって捜査は行き詰まり、科捜研の鑑定結果からも突破口を見いだせずにいた。 

 捜査員たちに諦めムードが漂う中、県警はかつて科捜研で“最後の鑑定人”という異名で呼ばれていた土門に科学鑑定を依頼することに。土門は遺体の骨や、当時の事件現場の監視カメラ映像、引き上げられた水没車に付着したものなどわずかな関連物から科学捜査を展開していく。

 土門の卓越した鑑定技術に加えて科警研(科学警察研究所)の協力もあり、何とか白骨化遺体の身元を特定。その人物の関係者として渡部紀明(わたべ・のりあき/葉山)が捜査線に浮上するのだが、渡部は黙秘を貫く。しかし人の仕草で嘘を見抜くことができる高倉は、渡部の表情やそぶりに疑念を持つ。そこで土門はポリグラフ検査で“ある質問”を仕掛け、渡部の反応を伺おうとするのだが…。

 公開されたのは、葉山演じる人物が事件の重要参考人としてポリグラフ検査(被験者の生理反応を測定する検査)を実施している場面。検査器具で固定され、主人公の土門(藤木)に追い詰められる緊迫感あるシーンだ。

 第1話の大役をこなした葉山は、『鈴木先生』(2011年、テレビ東京系)で俳優デビューを果たすと、大河ドラマ『八重の桜』(2013年、NHK)、『Nのために』(2014年、TBS系)などで注目を集め『セトウツミ』(2017年、テレビ東京)で連続ドラマ初主演を飾る。その後も『僕たちがやりました』(2017年、カンテレ/フジテレビ系)、『やんごとなき一族』(2022年、フジテレビ系)などの話題作に出演。さまざまな作品で幅広い役をこなしながら爪痕を残す。フジ連ドラは『いちばんすきな花』(2023年)以来約2年ぶり、主演の藤木直人とは今作で初共演となった。

 同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公・土門誠(藤木)が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。今作は岩井圭也氏の同名小説を映像化した。

■葉山奨之コメント

―― ご自身の役柄をどのように考えて演じましたか?

「このたび、“渡部紀明”を演じさせていただきました葉山奨之です。僕が演じたのは、かつては仲が良かった3人組のうちの1人。仲間の1人が暴力で関係性を支配しはじめ、そこから少しずつ壊れていく日常と、自分ではどうにもできない流れに巻き込まれていく様子など、僕自身、撮影中は常に“もし自分だったら”と問いかけながら丁寧に演じました」


―― ポリグラフ検査のシーンは印象的でした…撮影していかがでしたか?

「僕も俳優を続けていく中で、初めての経験でした。色々制限もある中、肉体的、精神的にもキツかったのですが、藤木さんをはじめ共演者の皆さんが作り上げて下さる空気感に合わせることができ、心の奥底にずっと抱えてきた葛藤や恐怖が爆発できたのではないかなと思います。また、感情の底にある揺れをどう表現するか、水田監督と話し合いながら挑みました!みなさんに助けられたからこそクライマックスのシーンが成立できたと思います」
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