鈴鹿央士、アフレコは本番前日に練習→急きょ本番に「心臓バクバクでした」

2025/07/01 20:31 

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アフレコ本番前日に練習していたことを明かした鈴鹿央士 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の鈴鹿央士(25)が1日、都内で行われた映画『ChaO』(8月15日 全国公開)ジャパンプレミアの上映前舞台あいさつに登壇し、アフレコでの予想外の展開を明かした

【写真】ドルフィンショーを楽しんでいた山田杏奈&鈴鹿央士&太田駿静

 舞台あいさつには、船舶をつくる会社で働く普通のサラリーマン・ステファン役の鈴鹿、人魚の王国の姫・チャオ役の山田杏奈、たまたまステファンのことを取材することになった新米記者・ジュノー役のOCTPATH・太田駿静、青木康浩監督が登壇した。

 「声での参加も経験が多いわけではない」とした鈴鹿は、本作で「やっぱり壁というか、難しいなと思うのと、奥深い」と実感したとアフレコを振り返った。「いろんなアニメを見て、ステファンはどういう声なんだろうとかどう出してるんだろうみたいなのを想像して」と事前に研究したとし、さらに「本番の前日に練習を設けていただきまして」と告白。司会が「アフレコの前に練習の日を設けるのはめずらしいですよね」と驚く中、監督は「いい姿勢で臨んでいただいて助かりました」と鈴鹿の姿勢を歓迎していた。

 さらに、鈴鹿は「びっくりしたのが」とし、「練習の日だ!と思って行ったんですけど、途中から録れるわ!ってなって、本番になって…」と予想外の展開となったことを告白。「もう心臓バクバクでした」と焦ったことを明かすと、監督は「ちょうどいい力の抜け具合だったのかもしれませんね」と前向きな感想を伝えた。

 本作は、『鉄コン筋クリート』(06年)『海獣の子供』(19年)『映画 えんとつ町のプペル』(20年)などを世に送り出してきたSTUDIO4°Cの最新作。描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く。

 6月14日にフランスで行われた『アヌシー国際アニメーション映画祭』にて長編コンペティション部門審査員賞を受賞。日本映画作品としては8年ぶりの受賞となった。7月17日から開催される北米最大のジャンル映画祭である『ファンタジア国際映画祭』のコンペティション部門にもノミネートが決定している。
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