フジ清水社長、”性暴力”問題の被害女性に対する誹謗中傷に「手と手を携えて立ち向かっていく」

2025/06/25 20:18 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

清水賢治氏(C)ORICON NewS inc.

 フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は25日、同日開催された株主総会後に囲み取材を実施。役員選任案が可決されフジHDの新社長に就任する清水賢治氏(フジテレビ社長)が対応。元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発した一連の問題で、被害を受けた元アナウンサーの女性に謝罪したことをについて言及した。

【写真】3000人超が出席した株主総会の様子

 清水社長は19日に行われた謝罪の機会を振り返り「ようやく当該女性への謝罪ができました。就任以来、真っ先にやりたかったことが実現できたのは大変感謝したい」と述べた。その中で、被害女性から求められていることとして「誹謗中傷が苛烈であると訴えられている」とし「個人としてできることには限界がある。会社としてこの誹謗中傷に対して立ち向かっていくことに期待をされている」と述べた。

 続けて「法的手段もありますが、非常に地道なことを重ねる。これを組織としてやること、女性と手と手を携えて立ち向かっていくことを発信することで、少しでも支えになることができれば」と話した。具体的な対策については、「この事案の発生を受けて、フジでもSNS上の誹謗中傷に対するチームを強化した上で設立したので、このチーム、会社として対応していく」と説明した。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報