藤木直人、俳優デビュー30周年で初のフジテレビ連ドラ単独主演が決定 白石麻衣とともに敏腕鑑…

7月9日スタートのフジテレビ系水10ドラマ『最後の鑑定人』に出演する(左から)藤木直人、白石麻衣 (C)フジテレビ

【写真】藤木を支える“変人”研究員を演じる白石麻衣
同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。
今作は岩井圭也の同名小説を映像化。著者自身が農学部出身でカビやバクテリアなど微生物の研究をしていた“科学者”であり、そんな岩井だからこそ描ける科学捜査の醍醐味やリアリティーが細部にまで散りばめられている。さらに、不可解な事件を解明することによって人間の暗部や悲しき真実があらわになるなど、ヒューマンドラマの側面も持ち併せるストーリーが特徴だ。重厚な世界観を紡ぐ岩井は、このたびのドラマ化にあたり「鑑定の現場で日々奮闘している方々を心から尊敬しています。そのリスペクトを託したのが、“最後の鑑定人”こと土門誠という人物です。このドラマをきっかけに、一人でも多くの方が科学鑑定への興味を持ってくださったら、原作者としてうれしく思います」とコメントを寄せた。
藤木演じる主人公・土門誠(どもん・まこと)は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。「土門に鑑定できないなら、他の誰にも鑑定できない」とまで言わしめ、科捜研最後の砦として“最後の鑑定人”と呼ばれていた。しかし、ある事件をきっかけに科捜研を退職。現在は自ら民間鑑定所を設立し、警察や弁護士などから鑑定依頼を受けて捜査に協力している。
あらゆる科学的アプローチを用いて些細な痕跡から事件の真実を暴き出す高度な鑑定技術を持つ一方、無駄な世間話を好まず無愛想で人に興味なし。徹底した合理主義者で、時には空気を読まない物言いで接する者を不快にさせてしまう奇人。科捜研をやめるきっかけになった“ある事件”を機に、さらに科学と向き合っていくことになる。
俳優デビュー30周年を迎えメモリアルイヤーとなる藤木は、大学在学中に映画『花より男子』(1995年)の花沢類役に抜擢され俳優デビュー。連続テレビ小説『あすか』(1999年、NHK)や『GTO』(1998年、フジテレビ系)などで着実に知名度を上げていくと、『ナースのお仕事3』(2000年、フジテレビ系)では高杉健太郎役を好演し注目を集めた。その後も『高校教師』(2003年、TBS系)、『ギャルサー』(2006年、日本テレビ系)、『プロポーズ大作戦』(2007年、フジテレビ系)など多くの話題作へ出演。2008年には初舞台も踏み、活動の幅を広げたほか、役者活動と並行して行っていた音楽活動でも精力的に活動。武道館での単独ライブも成功させている。近年は『パパとなっちゃんのお弁当』(2023年、日本テレビ系)、『D&D~医者と刑事の捜査線~』(2024年、テレビ東京系)などに出演した。
白石演じる高倉柊子(たかくら・しゅうこ)は、土門鑑定所の事務員も兼任する研究員。学生時代は心理学系の研究室でポリグラフ検査の研究をしており、一時は科捜研を目指すも試験に落ちて挫折。研究補助員として土門が関わる事件に派遣された際、能力を買われて土門鑑定所で働くことになった。心理学の道に進みたいと考えていて土門鑑定所では腰掛けくらいの気持ちで働いており、あわよくば転職しようと考えている。人が嘘をつく行動原理に興味があるため、日頃から人の嘘を見抜くクセがあり、鑑定所に訪れた依頼人にわざと不味いハーブティーを出して反応をうかがう変人。せっかちで物怖じしない性格から土門に楯突くことも多い。
驚きの科学捜査で事件を解決へと導いていく本格サイエンス×ミステリー作品『最後の鑑定人』。人に興味がない無愛想な天才鑑定人×人のウソを見抜く“変人”研究員というクセ強なニューコンビが今夏誕生!解明不能な迷宮入り事件に隠された秘密を、科学の力を武器に暴く鑑定人たちの姿に注目が集まる。
■出演者コメント
◇藤木直人
――オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
「素直に“マジか”でした。顔見知りのプロデューサーさんから“お話があるんですと”お会いしたら、今作のお話だったのでビックリしました。鑑定人という役どころは初めてなのですが、自分自身は理系人間。理系の役もこれまでたくさんやらせていただきましたので、今回も専門用語や説明せりふがたくさんあるんだろうなと思っています(笑)。
俳優デビュー作はフジテレビ制作の映画だったのですが、それからちょうど30年という節目の年に、主演を任せていただけることはとても感慨深いです」
――台本や原作を読まれていかがですか?
「理系人間としては、科学を使って事件を解決していくというストーリーはとても興味深い。原作を読ませていただくと第1話から中々ヘビーな展開だったので、“ドラマはどうなっていくのだろう”と思ったり…。一方で原作の主人公は感情を面に出さないキャラクターでしたが、ドラマでは喜怒哀楽のある人物に仕上がっているので、エンターテインメントとして良い作品になるのではないかと思っています」
――ドラマ初共演でバディとなる白石さんの印象はいかがでしょうか?
「アイドルやモデルも経験されていて、バラエティー番組ではモノマネも披露されていたりとすごく芸達者な方だなという印象です。演技も確かで頼もし過ぎるので、全部お任せしたいくらいです(笑)。白石さんとは親子のような歳の差にはなりますが、表面上はあまりかみ合わないバディを演じていくことになるので、いろいろお話しながら撮影させていただきたいです」
――視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「ささいな科学的事実から謎をひもといていく爽快さを味わっていただきたい。そして、かみ合わない土門×高倉のコンビがどのように活躍していくのか是非注目してください!」
◇白石麻衣
――オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
「サイエンス×ミステリー作品ということで、謎を解決していくミステリーが大好きな私としては、台本を読みながらワクワクしてしまいました。今回は嘘を見抜く研究員という役どころですが、私自身も人の仕草やクセを見てしまうことが多いので、他人を観察する部分は高倉に似ているところがあるかもしれません」
――台本や原作を読まれていかがですか?
「毎話事件を解決する土門先生の推理はもちろん、先生と高倉の軽快なせりふの掛け合いも見どころになると思います。先生との掛け合いは自分自身も楽しみながら撮影していきたいです」
――ドラマ初共演でバディとなる藤木さんの印象はいかがでしょうか?
「私にとっては初めての役柄なのですが、そのお相手が藤木さんですごく心強いです。これから1クール一緒に撮影させていただくのが楽しみでもありますし、一生懸命藤木さんの背中を追いかけていきたいです。若干人見知りしてしまうかもしれないのですが、撮影を通じて藤木さんの素の部分を知っていけたらうれしいですし、良い部分をどんどん吸収させていただきたいです!」
――視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「作品のキャッチコピーに“科学は嘘をつかない”とあるように、ドラマの中でもその言葉はとても大切になっていくと思います。そして人間の“嘘”を暴いていく部分も見どころになっていくので、ご期待ください!」
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