『朝山家』中村アン&小澤征悦夫婦役ドラマ相関図が一気に複雑化…20キャラ&“三重構造”の物…

2025/06/08 11:13 

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ドラマ『こんばんは、朝山家です。』メインビジュアル(C)ABCテレビ

 俳優・中村アンと小澤征悦がW主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『こんばんは、朝山家です。』(7月6日スタート、毎週日曜 後10:15)の追加キャストが7日に発表された。

【写真】『こんばんは、朝山家です。』ドラマの中で映画を描く? 一気に複雑になった相関図

 今作は、脚本・監督の足立紳氏が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆。“キレる妻”の朝山朝子(中村)と“残念な夫”の朝山賢太(小澤)という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘のホームドラマとなる。

 さらに、劇中映画『夜山家の人々』が登場。足立氏の実生活が朝山家のドラマとなり、その朝山家が劇中で自分たちをモデルに夜山家を描くという、マトリョーシカのような三重構造が見どころとなる。

 相関図は朝山家を含め19人+1匹の20キャラクターへと一気に増加、複雑になった。

■梶本清(かじもと・きよし)役・宇野祥平
映画『夜山家の人々』の制作に影響力を持つ人物の筆頭。朝子の良き理解者・則元桐子(さとうほなみ)の上司で、朝子たちとの折衝事に常に同席する梶本は『夜山家の人々』の映画化に消極的で、なかなか首を縦に振らない。

コメント:
足立紳さんの作品に再び参加することができて大変うれしく思います。朝山家を通して、自分自身の家族のことを思い出してしまう素晴らしい脚本です。監督はじめスタッフの皆さん、中村さん、小澤さん、さとうさん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら撮影に臨んでいます。ぜひ観ていただけたら幸いです。

■成瀬晃一(なるせ・こういち)役・土佐和成
朝子が社長を務め、賢太も所属する事務所「株式会社ASAYAMA」の俳優。賢太や俳優仲間の中野智明(松尾諭)たちと飲んでは、「賢太の映画に出してほしい」とバーター枠を狙っている。

コメント:
こんばんは、成瀬晃一役の土佐和成です。昔からホームドラマが好きです。なぜ好きなのか自分でもよくわからないんですが、とにかく好きです。今回、そんな僕が少しだけ視聴者のみなさまより近い場所で、朝山家のドラマを観させていただけることになりました。最高です!日曜日の夜に一緒に朝山家を観ましょう。

■畠山想(はたけやま・そう)役・佐野弘樹
朝子が社長を務め、賢太も所属する事務所「株式会社ASAYAMA」の俳優。賢太や俳優仲間の中野智明(松尾諭)たちと飲んでは、「賢太の映画に出してほしい」とバーター枠を狙っている。

コメント:
家族って奇跡なんだなと、脚本を読んで改めて思いました。1番近くにいる人にこそ優しく接したいのに、小っ恥ずかしさと甘えから素っ気なくしてしまったり、大切に思っているがゆえに強く当たってしまったりと、読んでいて思い当たる節がありすぎて、目を細めながら読み進めていました。僕自身、放送が楽しみなこのドラマが、より一層素敵な作品になるよう頑張ります。そして、できれば放送までに一度くらいは実家に顔を出せたらと思います。

■深山新之助(ふかやま・しんのすけ)役・竹財輝之助
人気・実力ともに申し分ない売れっ子俳優。最近は海外進出にも目を向けている。朝子&桐子が一推しし、出演がかなえば一気に映画制作の話が進むほどの存在だが、賢太はかえって尻込みしてしまう。

コメント:
深山新之助というスター俳優を演じさせていただきました。少しチャラく見えるかもしれませんが芯には熱いものを持っている人物です。足立監督の段取りを見た後に追加される台詞が秀逸で感銘を受けました。

■大日向香(おびなた・かおる)役・河井青葉
最近フリーになったばかりのベテラン俳優。はっきりした性格で発言もストレートなところが、朝子によく似ている。

コメント:
こんにちは。大日向香役で参加しております河井青葉です。
しっかりと意見を言う女優役ということなんですが、これ一体誰がモデルなんだろう?なんて考えながら楽しんでいます。私自身は意見を言うことが下手くそなので、今回大日向の言葉を借りてたくさん喋りまくることができるのがこの役の醍醐味だと思っています。登場人物みんなよくしゃべるので、エネルギー蓄えて頑張りたいと思います。ぜひお茶の間でお楽しみください!

■吉浦亮(よしうら・りょう)役・丸山智己
このところ露出が減少し落ち目感が漂う俳優。香とは真逆の卑屈なウジウジタイプで、残念な賢太をベースにした役柄にぴったり。

コメント:
この作品のもとになった足立監督のコラムやそれを元にした映画やドラマが好きで見ていたファンとしてめちゃくちゃうれしいです。今回、朝山賢太役を演じる小澤さんが劇中で撮る映画に、本人役として出る役者を演じます。いろいろこじらせている役者というややこしい役どころですが、そんなややこしさをニヤニヤしながら楽しんでいただけたら幸いです。

■武藤哲(むとう・てつ)役・坂田聡
職人気質なベテランのカメラマン。自分の感覚に合わなければ、監督の賢太にも構わず文句を言う。

コメント:
私は今回、昭和気質で、怒鳴るタイプの怖い撮影カメラマンの役をいただきました。昔は撮影現場でよく見かけました。よく怒鳴られたもんです。もうこの業界30年以上いますから、今までに会った怒鳴り散らかす怖いスタッフさんを思い出し、参考にさせていただきながら少し濃いめの味付けで演じてみようかと思っています。よろしくお願いします。

■小田原誠(おだわら・まこと)役・木村知貴
『夜山家の人々』の助監督。武藤とは違って温厚な性格で、現場の段取りもテキパキとこなす頼りになる存在。

コメント:
脚本を読み進める中で、普段ひとに見せたくないような感情を、隠さずユーモアも交えて描く本作に、時に笑い時に泣き、同調したり反駁(はんばく)したり、愛くるしい登場人物たちに惹かれ物語にどんどんのめり込んでいきました。ご視聴される方々にもそんな風に思っていただけるよう、共演者の皆さんと一緒にドラマを作っていけると幸いです。

■小向佐知(こむかい・さち)役・工藤遥
『夜山家の人々』が初めての仕事となる新人記録(※撮影現場でシーンやカットの詳細を記録し、管理する役割)。はつらつとした性格で気配り上手。

コメント:
芸達者な皆さまに囲まれ、私も何か…!と必死に食らいつく撮影中は、状況や境遇が役柄と似ていて不思議と心強くなります。足立監督のご家族愛に溢れる台本を読みながら、ふと自分の家族の顔を浮かべ、じんわり温かくなりました。普段なら恥ずかしくて嫌ですが、この作品は家族と見るのもいいかな、って思い始めているところです。

■イントロダクション
朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝子、高校1年の長女・蝶子(渡邉心結)と小学6年の息子・晴太(嶋田鉄太)の4人家族。
その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障がいの特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、そもそも興味の対象外だ。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな1日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような1日の幕開けだった!
子どもの面倒も見ず、自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。
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