MEGUMI、風間俊介の“大逆ギレ”を絶賛「腹が立ちすぎて笑ってしまう境地になれます」

2025/06/08 13:32 

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『劇場版 それでも俺は、妻としたい』の公開御礼舞台あいさつに登壇したMEGUMI

 タレント・俳優のMEGUMIが7日、都内で行われた、映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』の公開御礼舞台あいさつに登壇した。

【集合ショット】舞台あいさつに登壇した風間俊介&MEGUMIら

 テレビ大阪制作「真夜中ドラマ枠」で放送の同作は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手がけた、足立紳監督が自身の“ほぼ実録”小説を、自ら実写化。脚本家の42歳・柳田豪太(風間)と妻・チカ(MEGUMI)の夜の営みをめぐる攻防戦を描く。豪太はチカと「したい」が、「するかバカ」と罵倒され、不登校気味の息子・太郎(嶋田鉄太)もいて…というストーリー。ダメ夫豪太と恐妻チカとのやりとりがSNSで話題となり、TVerテレビの総再生回数は、テレビ大阪制作ドラマ史上最高に。未公開シーンを含む足立監督によるディレクターズカット版『劇場版 それでも俺は、妻としたい』として公開することとなった。

 劇場版として映画館で上映されることについて、MEGUMIは「ドラマの時も『楽しく見てるよ』というお声をたくさんいただきましたが、やっぱり映画館で見るとなると、染みわたり方が違う感じで、みなさんにとっても考える時間にもなるんじゃないかと思います。この家族は、本当に言いたい放題で、ダサいところも全部さらけ出して、それでも一緒にいるという家族で、そんな家族を見て『大変だけどやっていこうかな』という気持ちになっていただけたら嬉しいです」と話した。

 劇中の豪太(風間)とチカ(MEGUMI)の会話の内容は、ほぼ全て足立監督の実体験によるもの。足立監督の奥さんをモデルとしたチカを演じたMEGUMIは、「豪太のような男をどう思うか?」との問いに、「監督を目の前にして何とも言いづらいですが(苦笑)、奥様は本当に偉大な方だなと思いますし、奥様を見かけするたびに温かい毛布を掛けてあげたいなと思いました。『夫婦っていろんな形がある』と言われていたし、思ってもいたけど、それを痛感させられた『すごい形の愛なんだな…』と思って見ていました」と回答。

 続けて、「やっぱり、豪太というのはなかなかな人で、仕事もままならないし、意外と言い返してきたりして、その言い返しも『その角度からかよ!イラっ!』みたいなとこがあるんですけど、ちゃんとそれをキャッチして、ボールを投げるってすごいなと思います。働かない夫に対して、あそこまでちゃんと向き合ってるって『愛してるんだろうな』というのが伝わってくる。チカを演じてみて、なんだかんだ想い合ってる2人だと思ったので、チカの懐の深さ、豪太のことが好きなんだなってところが素敵な女性だなと思っていました」とチカの魅力を熱弁した。

 映画のお気に入りのシーンを聞かれると、「風間くん(豪太)の世紀の大逆ギレですね。『お前が言うんかいー!』って地球上の全員が言うくらいの見事な逆ギレをなさっていて、そのお芝居が素晴らしくて大好きです。腹が立ちすぎて笑ってしまう境地になれます」とアピールした。

 最後に「この家族を見て、何かを持ち帰っていただけるような作品になれたらいいなと思います。ぜひ見終わった後に“『バック・トゥ・ザ・フューチャー』超えた”というコメントをSNS上で上げていただけると嬉しいです(笑)」とちゃめっ気たっぷりに呼びかけた。
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