原菜乃華主演『見える子ちゃん』違和感に満ちた“ほん呪”風本編ビデオ3本解禁 中村義洋監督の…

2025/05/31 11:27 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

映画『見える子ちゃん』(6月6日公開)(C)2025『見える子ちゃん』製作委員会

 俳優の原菜乃華が主演する映画『見える子ちゃん』(6月6日公開)より、中村義洋監督のナレーションによって実現した奇跡のコラボ、ホラーファン必見の『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズ風本編ビデオ3本が解禁となった。

【動画】『見える子ちゃん』“ほん呪”風本編ビデオ3本

 本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数9000万回、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画が原作。ある日突然、霊が"見える"ようになった女子高生・みこは、「見えていないフリ」を貫いてきたが、ついに「無視できない」恐怖に立ち向かうことに――。

 このたび到着したのは、本作のメガホンをとった中村監督は、視聴者からの投稿映像を紹介する心霊ドキュメンタリーの金字塔「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ(1999年~)の初期の構成・演出を手掛け、1999年から現在までシリーズを通して四半世紀ものあいだナレーションを担当。同シリーズといえば、衝撃映像の後に流れる「おわかりいただけただろうか?」という特徴的なナレーションがおなじみ。解禁となった映像にも抑揚を抑えた聴きなじみのある中村監督の声によって、耳に残る不穏なBGMがつけられた本作の本編シーンにおなじみのナレーションが入ったものになっている。

 1本目の【ビデオ「登校」】では本作の主人公みこ(原)が登校時に親友のハナ(久間田琳加)を発見し笑顔で駆け寄っていく、本来ならば爽やかなはずの場面に「これは、霊が見えてしまう女子高生の日常を描いた一本の映画のワンシーンである。一見、何の変哲もない学園生活のように見えるが…映像をよくご覧いただきたい」とナレーションが入り視聴者へ注意を促す。すると、見覚えのある赤く染まる【Replay】の文字がおどろおどろしく浮かび上がり、そこへ「この違和感、おわかりいただけただろうか?」というおなじみのフレーズが!清々しい朝の光が満ちた校門で振り返る笑顔のハナを映す映像の違和感に、果たして視聴者は気づくことができるのか…。

 2本目【ビデオ「体育館」】では、本編シーンが「何気ない風景に潜む、説明のつかない違和感――」とナレーションとともに始まり、みこがハナと担任の荒井先生(堀田茜)と楽し気に話すシーンにそぐわない暗く重いBGMがたちこめて、遠くに見えていたパイプ椅子に座る生徒ではないぼんやりとした人影が、ハナが視線を向けるごとにどんどん接近してくる様子がとらえられる。

 さらなる衝撃映像が収められた【ビデオ「食卓」】では、みこの自宅で家族が食卓を囲む、一見、一家団らんの風景のように思えるシーンでも、生気を感じられない存在が絶対に遭遇したくないシチュエーションで映像に映り込む。最後は「ほんとに怖いのはその違和感に気づかないことかもしれない。ほんとの違和感は劇場で──」という監督のナレーションで締めくくられている。

 なお、26年目に突入した心霊ドキュメンタリーの金字塔の最新作『ほんとにあった!呪いのビデオ111』は、7月4日にリリースされる。

 また、霊が“見える”世界を体感できる大型ポスターが6月2日よりOsaka Metro御堂筋線なんば駅改札外コンコースに登場することが決定。大型ポスターには、突然霊が“見える”ようになったという本作の世界観を体感できる仕掛け付き。見る角度によって、霊が「見えたり」「見えなかったり」する特殊なビジュアル演出で、日常の中に潜む“違和感”や“恐怖”をリアルに再現する。大型ポスターの掲出は6月2日から8日までの期間限定(※掲出開始は作業の進行状況によるため前後する可能性がある)。


ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報