万博、5・31「花火」演出が明らかに あの日の悲しみ…「鎮魂と希望」“祈りの花火”【概要】

2025/05/29 19:12 

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大阪・関西万博の花火

 大阪・関西万博で5月31日の夜に打ち上がる「花火」は、被災地から世界へ“祈りの花火”となる。

【動画】万博で4月26日に打ち上がった花火の様子

 一般社団法人・Japan Fireworks Project(JFP)による特別企画「JAPAN FIREWORKS EXPO」の一環。日本全国を代表する花火大会が一堂に集結、毎回趣向を変え、日本文化の粋である「花火大会」を世界に発信する。

 5月31日は「双葉花火」となる。双葉花火は、東日本大震災により甚大な被害を受けた福島県双葉町において、「鎮魂と希望」を込めて打ち上げられてきた特別な花火。2025年、復興への歩みを続ける双葉町の想いを、世界に届ける。

 震災から14年、今なお記憶に残るあの日の悲しみと、そこから立ち上がる強さを胸に、夜空に一輪一輪が咲き、人々の心をつなぎ、未来への希望を照らす。

 雨天決行・荒天中止。打ち上げ時刻は、安全管理上の都合により 非公開。

 また「JFEの花火は、『寄付金』や『協賛金』や『特別席の収益』などの民間の支援によってすべて運営されています。皆さまのご支援によって、さらに美しく、さらに多くの想いを届けることができます。一発一発に込められた願いや感動の光を、より多くの人へ届けるために、応援をよろしくお願いいたします」と呼びかけている。

■煙火店:有限会社糸井火工
創業150年を超える伝統を誇る、福島県須賀川市の煙火店「糸井火工」。東北を代表する実力派として、長年にわたり日本各地の大会で圧倒的なスケールと精緻な技術を発揮し、多くの観客を魅了してきた。震災後も変わらず、地域に寄り添い、祈りを込めた花火を打ち上げ続けており、その一発ひとつには、職人の誇りと“想い”が込められている。今回のJFEでは、万博という世界的な舞台にふさわしい、迫力と美しさを兼ね備えた壮大な演出を展開予定。

■JAPAN FIREWORKS EXPO(略称:JFE)
会場:大阪・関西万博会場(夢洲)
開催日程:万博期間中(2025年4月〜10月)、計9回以上の花火打ち上げを予定
内容:全国の有名花火大会が月替わりで花火を打ち上げを担当。日本最高峰の花火を体感できる特別イベント 。


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