お笑いコンビ・蛙亭が、このほど行われたTBS系『キングオブコント2025』エントリー会見に出席。3度目の決勝進出を狙う中、昨年まさかの解散危機を迎えていたことが判明した。

【写真】相方のイラッとする顔を再現するイワクラ　となりで爆笑する中野

　この日の会見で、イワクラは「やっぱり『キングオブコント』が我々の目指しているところでありまして。去年は準決勝で敗退してしまったんですが、正直、去年のネタがめちゃくちゃよかったなと。いろんな方から『面白かったな』といっぱい言っていただいた。芸人が面白いなっていうのが一番なので、その時点で勝ちだなって感じですね」と尖りコメント全開。相方の中野も「尖りすぎてるわ（笑）」とツッコミを入れた。

　そんな中、昨年の挑戦時に、イワクラは相方の中野に「（キングオブコントの）準々決勝を控えていますが、すみませんけど解散してください。もう、あなたのことを一切面白いと思えません」と伝えていたことを告白。「でも、準決勝でやりたいネタができて。敗退しましたが、自分の中ではいけるぞと、コイツのこともまた面白いと思えたので。ここからは解散することはないので。一番強い状態で。ホントに、正直無双というか。コイツマジで面白いっすわっていう気持ち。蛙亭を、決勝で見てくださいよ。優勝するんでね」とニヤリとした。

　イワクラによる、相方・中野への指摘は止まらず、キングオブコント出場にあたってのゲン担ぎについてのトークでは「大事な時に、コイツにめっちゃ飯をおごるというのをやっていまして。めっちゃ食わした状態の方が、いいパフォーマンスしてくれるので。決勝の日はうなぎを、マネージャーさんと作家さんと行って。みんなが4000円くらいのを選ぶ中、コイツ8000円のやつを選んで。食べた後、ごちそうさまもありがとうもないんです」と怒りをにじませた。

　イワクラの怒りは、別のコント師にも向けられ、「思った結果が出ない中、どうやって奮い立たせている？」との質問には「正直、優勝された方々も甘えとんちゃうぞっていう動きをされている方も見受けられるので…。正直、私は優勝した先のことも見越しておりますので。まったく、自分がブレないので。毎年進化してぶつけているので、ちゃんとみなさんに伝わっているのかって。ただ、私はもう絶対に違うことをしている」と笑顔ながらも厳しいコメントを発していた。

　会見では、オダウエダ（小田結希、植田紫帆）、や団（ロングサイズ伊藤、本間キッド、中嶋享）、レインボー（ジャンボたかお、池田直人）、ロングコートダディ（堂前透、兎）もエントリーを表明。昨年王者のラブレターズ（溜口佑太朗、塚本直毅）（第17代キング）も登場し、MCは日比麻音子アナが務めた。

■『キングオブコント2025』応募資格および参加規程
・エントリー期間は5月20日（火）～6月30日（月）
・プロ・アマ、所属会社の有無は問わず。芸歴の制限なし。2人以上のユニットに限る。
・即席ユニットでの出場も可能。　
・ネタの披露時間は1回戦は2分、2回戦は3分、準々決勝、準決勝、決勝は5分。
準決勝と決勝では原則同じ2ネタを披露し、決勝戦は予選を勝ち抜いた10組（予定）が進出。
・過去の準決勝進出者は1回戦が免除され、2回戦からの出場。
過去の決勝進出者は2回戦まで免除され、準々決勝からの出場（※即席ユニットでの出場者は、これまでの既存コンビの出場結果は反映されず、1回戦からの出場となる。尚、前大会と同様の即席ユニットのメンバーでの出場結果は、上記のシード権が適用される）。

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