万博「英国」アフタヌーンティー炎上騒動 政府代表が自ら説明、約2分動画 投稿者も“心より願…

2025/05/02 14:56 

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大阪・関西万博 英国パビリオン (C)ORICON NewS inc.

 大阪・関西万博の英国パビリオンで提供された「アフタヌーンティー」が物議を呼んだ。

【動画】英国館のアフタヌーンティーめぐり炎上…政府代表が語る 発端投稿者の思いも(全文)

 発端は、英国館のレストランを訪れた人物が、アフタヌーンティーを注文したエピソードや率直な感想を、自身のXに投稿したこと。趣旨は「メニューにはスコーンは2個と確かに書かれてあるのに、テーブルのセットのスコーンは1個」だったことや、接客などに触れ「イギリス人はテキトーな所も多いけど、基本的には優しい国民性だと仕事の経験上思っているし、外国人に対しては自分の意見をしっかり伝えた方が良いと思います」というものだった。一方、その写真から、ティーカップではなく紙コップであったことなどが拡散され、パビリオン側が謝罪するほどの炎上騒ぎとなった。

 これを受け、英国政府代表のキャロリン・デービッドソン氏が5月1日、約2分間の動画コメントを発表。「ご期待に十分にお答えできなかったというご指摘を受け、すでにサービスの一部を改善いたしました。現在、レストランでは、アフタヌーンティーのカップを紙カップではなく陶磁器でご提供しております。今後もより快適でご満足いただける体験をお届けできるよう、引き続き努めてまいります」と説明。

 さらに「英国パビリオンでは、英国を構成する4ヶ国それぞれの文化や味わいにインスピレーションを得た多様なメニューをご用意しております。この体験を通じて、英国の豊かで奥深い魅力を感じていただき、英国文化への関心を深めていただくきっかけとなれば幸いです。そして、英国に行ってみたいと思っていただけたら、それ以上にうれしいことはございません。皆さまのお越しを心よりお待ちしております」と呼びかけた。

 発端の投稿者は、駐日英国大使から連絡があったことを明かし、「勝手な願いだとは重々承知しておりますが、このまま誹謗中傷が続きますと万博運営にも支障を来してしまいます。大勢の方々のご努力により開催された万博ですので、来場者の方々も参加してくださっている各国の方々、運営されている方々、皆さまにとって楽しかった記憶に残る万博になることを私は心より願っております」とつづった。
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