田中哲司、ミステリードラマ『恋は闇』で「2回犯人ってことはないでしょう…(笑)たぶん」 森…

13日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系)に出演する(左から)森田望智、白洲迅、田中哲司

【写真】殺人鬼なのか?岸井ゆきのをバックハグする志尊淳
■岸井ゆきの、役つかむため『DayDay.』現場へ
志尊が週刊誌のフリーライター・設楽浩暉(したら・ひろき)、岸井がテレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴(つつい・まこと)を演じる。物語の軸となるのが、都内で起こった連続殺人事件「ホルスの目殺人事件」。浩暉と万琴は共にこの事件を取材するなかで、徐々に惹かれ合い恋愛関係にもなっていく。
森田は、万琴の高校時代からの親友で、看護師の内海向葵(うつみ・あおい)、白洲は、万琴や向葵と高校時代からの友人で刑事の小峰正聖(こみね・まさきよ)、田中は、万琴がディレクターを務める情報番組の総合演出・野田昇太郎(のだ・しょうたろう)を演じる。
会見で志尊は、本作の主人公・浩暉について「人たらしで、スクープを連発するフリーライターなんですけれども、つかみどころが全くないんですよね。本当に謎に包まれたキャラクターです」と説明。謎に包まれているが「仕事に対する姿勢や、自分が持つ信念みたいなものはすごく確固たるものがある」と語った。作中について「浩暉の正義というのはどこから来ているものなのか、何で浩暉ってこういう人間になっていったんだろう、みたいなところがしっかり描かれるし、それが事件にも絡んできたりする」という。
岸井は、本作のヒロイン・万琴について「報道記者を目指している情報番組のディレクター。熱心に真実を追求していく役なんですけど、真面目すぎて空回りしたり、熱心すぎてうまくいかなかったりする、すごく人間らしい部分を持った人です」と語り、この役柄をふまえ、日本テレビ系の情報番組『DayDay.』の生放送の現場にも足を運んだという。また、浩暉との恋愛については「すごく直球な彼女」を演じるとも説明した。
■“事件と恋愛”ヒント
会見終了後は、主人公の2人と関係性の強い役柄を演じる森田、白洲、田中の3人に単独インタビュー。演じる役柄の特徴や、作中で大きな軸となる「事件」と「恋愛」についてのヒントを探った。
森田は向葵について、会見で「高校生の時にストーカー被害に遭い、刺されてしまうという傷を持った女の子。そういう傷を抱えながらも明るく前向きに今を頑張って生きている」と表現。万琴・正聖はともに高校時代の同級生で、この向葵が刺された事件が、万琴が報道を志すきっかけ、正聖が刑事を志すきっかけとなっている。
インタビューでは、浩暉に惚れていく万琴を見守る親友としての向葵について「万琴ちゃんの気持ちの揺れ動き方を一番近くで見ているので、浩暉さんに対して翻弄されていく万琴ちゃんを心配したり、応援したり、一番近くでハラハラしている」役柄だと教えてくれた。
白洲は正聖について、会見で「本当にまっすぐな男」と説明。「万琴のことが実は好き。今回の作品の柱である『ホルスの目殺人事件』を追っていく刑事としても、万琴に恋をする一人の男としても、とにかくまっすぐに演じていきたいです」と意気込みを語った。
インタビューでは、正聖が万琴に抱く感情について深掘り。刑事として「ホルスの目殺人事件」を捜査し情報を得ていくため、この事件を情報番組のディレクターとして追っている万琴に情報を提供するかどうかという葛藤も描かれるようで、「いち早く情報を持つ立場なので、(万琴がその事件について)知りたいから聞いてくるシーンもあったり。友達、ひいては(万琴に)恋している人としては、そこを言いたくなる気持ちを何とか抑えながらとか、どこまで言うのかとか、それが言ってしまうときもあるのかどうかとか…葛藤ですよね」と推測する。
正聖が捜査の先に疑っているのは浩暉だ。「刑事として疑っている人は、自分の好きな人(万琴)の好きな人(浩暉)で。正聖自身も、冷静な目でしっかり事件を追えるのか?恋心が邪魔をして、冷静な判断ができなくなっていくのか?とか、注目して見ていただけたら」と語る。
浩暉と万琴が恋愛関係に。一方で正聖は万琴に片思いをし、向葵は正聖に片想いをしているという、複雑に恋愛感情が交差する本作。
森田は、自身が演じる向葵を「ずっと人のために頑張っている子」と表現。片思いをする正聖、親友の万琴、2人とも「すごく好き」で「2人の幸せを願っている」役柄ということで「(感情が)ギュッとなる瞬間が多くて、ちょっと切ないです(笑)」と語る一幕も。
正聖も「すごく優しい男で、向葵と似たところがある。人に譲ってしまうような」役柄だと白洲。また、「意外と序盤から、この4人が集まったりとか、直接あいまみえてしまうシーンが出てきたりする」という。
万琴・向葵・正聖の長年の友人同士の空気感を表現するにあたっては、「3人で制服を着て、高校生の役をちょっと恥ずかしかったんですけど(笑)やらせてもらったのが大きかったです」と森田。3人の高校時代の回想シーンにも注目だ。
田中が演じる野田は、情報番組の総合演出役で、万琴の上司にあたる。会見では「とにかく視聴率主義で、万琴にプレッシャーを与えるパワハラ気味の上司です」と説明。作中での情報番組『モーニングフラッシュ』のシーンについては、実際に日本テレビのスタジオを使って撮影しているという。「サブ(副調整室)のボタンとか絶対触らないように」などと緊張感がある現場のよう。
野田は、テレビ局では野球中継がしたかったが情報番組を担当しているという役柄でもあり、この日の会見やインタビューにも、元広島東洋カープ・山本浩二氏のユニフォームを着て登場した。作中で着用する野球のユニフォームのバリエーションを聞いてみると、他にも読売ジャイアンツや架空のチームなど「いろんなタイプ」があると説明した。
『あなたの番です』、『真犯人フラグ』の制作スタッフが送る、完全オリジナルの脚本で描く“究極の恋愛ミステリー”と銘打たれている本作だが、田中は『真犯人フラグ』で週刊誌『週刊追求』の辣腕編集長・河村俊夫役として出演、まさに真犯人当事者という役柄だった。そこで会見内の質疑応答で、今回の『恋は闇』で田中が演じる野田はどういう役柄なのかと質問すると「2回犯人ってことはないでしょう…(笑)たぶん」とはぐらかして答えていた。
インタビューでも改めてこの点を質問すると、実はすでに「ホルスの目殺人事件」の犯人を「知っています」と田中。森田・白洲にも聞くと犯人は「知らないです」とのことで、「知っていた方がいいですか?知らない方がいいですか?」(森田)、「知らない方が面白いと思いますが…悩ましいです」(田中)というやりとりがあった。
田中は本作について、「恋愛軸と、犯人は誰かという軸が最終的には複雑に絡み合って、怒涛のラストが待っています!僕は知っています!」と視聴者に向けてのメッセージを送った。複雑な人間関係や台本上のギミックなど、一体何が伏線となっているのか、『恋は闇』は細部まで目が離せない作品となりそうだ。
※取材の模様は、13日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系 日曜/深1:30)でもご覧いただけます。
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