元宝塚花組トップ娘役・華優希、マネージャー役でドラマ出演 『千と千尋の神隠し』共演の川栄李…

2025/04/11 18:00 

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『ダメマネ! -ダメなタレント、マネージメントしますー』に出演する(左から)川栄李奈、華優希(C)日本テレビ

 元宝塚花組トップ娘役で俳優の華優希が、川栄李奈が主演を務める日本テレビ系4月期日曜ドラマ『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』(20日スタート、毎週日曜 後10:30)に出演することが11日、発表された。川島玲子(吉瀬美智子)の部下であるTOYO プロダクション芸能1部のマネージャー・小松千秋を演じる。

【写真】川栄李奈と共演も…ライバルになりうる予感の華優希

 今作の舞台は、冷徹ドS部長・犀川真一郎(安田顕)率いるワケアリ&クセツヨ芸能人たちの巣窟・TOYOプロダクション芸能4部。新人マネージャーで元天才子役の主人公・神田川美和(川栄)は、部長の無茶ぶりに翻弄(ほんろう)されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る。這いつくばっても諦めず、持ち前の洞察力と演技力でダメタレントたちを再生するどん底にいても夢をあきらめない者たちの、人生リベンジコメディーとなる。

 華は、宝塚歌劇団花組トップ娘役を経て『千と千尋の神隠し』『キングダム』『マドモアゼル・モーツァルト』などの舞台やドラマで活躍。『らんまん』では芸者の菊千代を艶やかに演じて話題を集めた。今回演じるのは、トップスターを擁するTOYO プロダクション芸能1部のマネージャー・小松。玲子の部下で腹心的な存在である。

 小松は玲子の指示を素早く実行して成果を上げるが、玲子が不利になりそうな状況ではうまく距離を取るしたたかな面を持ち合わせているという役どころ。上司の玲子と犀川がライバルなだけに、美和の障害になりそうな予感もただよう。

 主演の川栄とは、舞台『千と千尋の神隠し』で同僚役を演じ、長い公演期間をともにした盟友。満を持してのドラマ初共演に、川栄からは「舞台ではキャストがたくさんいましたが、この2人の組み合わせで一緒に舞台に立つことが多くて、そこから仲良くなりました。華ちゃんはふんわりしてるんですけど、私の相談事を何も言わずにただ聞いてくれるんです。ロンドン公演の時には、公園で1時間くらいずっと私の話を聞いてくれて(笑)。優しいお姉ちゃんのような存在です。ドラマでの共演は初めてなのですごく新鮮ですし、こういう形で共演できることがとてもうれしいです。普段の華ちゃんは上品で、立ちふるまいもすてきな女性。今回の役柄や衣装がすごく似合っているので、この作品で華ちゃんのすてきなところがたくさん見られたらいいなと思います」と喜びのコメントを寄せた。

【コメント】
■華優希(小松千秋役)
――役作りについて。
最初にマネージャーさんの役とうかがったので、普段のマネージャーさんのお仕事を改めて思い返してみました。やっぱり一番にタレントを守ってくださっていると感じたので、撮影が始まってタレントに同行するシーンでは、自分が実際に接していただいているところを思い出して擦り合わせながら撮影に臨みました。

――ドラマの脚本を読んだ印象は。
マネージャーさんが主役になる話はあまりこれまでになかったので、すごく面白いなと思いました。美和さんが辛辣(しんらつ)な言葉をかけながらも、タレントの心を素直に解いていったり、いろんな人を前に向かせていくじゃないですか。脚本を読んでいるだけでも勇気をもらえるなって思ったんです。そんなドラマに参加させていただけるのがすごくうれしくて、今から放送が楽しみです。

――川栄李奈との共演について。
初めて川栄さんのお芝居を生で見たのが舞台のけいこだったんですが、天才だなと思いました。1日目から完璧に仕上げてくるんです。才能はもちろん、裏での努力にいつも感心しております。川栄さんは本当にしっかりしている方なので、舞台の時も、私はずっと川栄さんの後をついていかせてもらっている感じでした(笑)。舞台も今回のドラマも主演で、一番大変な立場だと思うんですが、ずっと元気でいてくれるのが本当にすごいし、行動力と決断力がすばらしくて尊敬するところしかないです。今回もご一緒させていただけるのがすごくうれしくて、学ばせていただいています。普段の川栄さんは美和のようにキレたりはしませんが(笑)、行動力やテキパキしているところは美和と似ているなって思います。

――マネージャーとのエピソードは。
マネージャーさんはいつも前に立って歩いてくださっているイメージで、隣にいてくださる安心感が大きいですね。すごく心強い存在だなと思っています。チーフマネージャーさんからは、よくムチャぶりみたいなメッセージが送られてくるんです。そのおかげで、ツッコミ能力がちょっと鍛えられたかもしれないです(笑)。
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