ハードロックバンド・聖飢魔IIのデーモン閣下が、11日放送のABCテレビ『探偵！ナイトスクープ』(毎週金曜　後11：17　※関西ローカル)に顧問として初登場する。

【番組カット】複雑に絡み合ったチェーンに独特な表現

　実は、番組のファンというデーモン閣下。今年1月10日に放送された「デーモン閣下とモナリザが怖い3歳児」で調査した永見大吾探偵がマネージャーに連絡したことで、番組の大ファンだと判明。しかし、仕事の都合で出演はかなわなかった。

　今回、初顧問として登場したデーモン閣下は「もう大好きで、何十年もずっと録画して見てるんだよ」と打ち明け、スタジオのセットの様子や観客席をうれしそうに眺めてはニヤニヤ。「楽しみだよ。スタジオに入ってワクワクしちゃった。“こうなってるんだ！”って」と喜びをあらわにした。

　視聴者からの依頼は3本。最初の『ババ抜き最弱！ポーカーフェイスができない男』では、トランプの手札の動きが、表情でバレてしまう笑い上戸の男性が登場した。こみ上げてくる笑いを押さえ込もうと必死にがんばる男性のユーモラスな姿に「この人と一緒にトランプやると絶対おもしろいね」と爆笑するデーモン閣下。さらには、バンドの合宿中に構成員とトランプで遊んでいたという“悪魔”の意外な一面も明かした。

　続いての『母娘どちらかが嘘を!?ほどけないペンダント』は、チェーンがめちゃめちゃに絡まってしまい、解こうにもまったく歯が立たないペンダントに頭を抱える母娘からの依頼。担当した霜降り明星のせいや探偵が「すごいですよ！金属が絡まったらもう…」とその手強さを訴えるも、デーモン閣下は「絡まったものは、そりゃ解けるでしょ？」と軽く受け流すが…。必死の奮闘を、興味深げに見守った。

　最後の『親友に聞いた！「私のどこが好き？」』は、街行く人たちに一番の“親友”に電話をかけてもらい、普段はなかなか口にできない思いを聞き出す調査。まだあどけない12歳の少年から、酸いも甘いもかみ分けた60代までが登場し、それぞれにとっての“親友”を語るVTRに、デーモン閣下は「改めて“親友”って何だろう？って考えさせられた」とし、「この番組らしい、考えさせられる内容。哲学だね」と、しみじみと語った。

　エンディングでは「おもしろかったね。ぜひまた来たい！」と大満足の様子で「永久顧問になれないかな。吾輩を顧問にしないか？」と探偵たちに売り込みをかけるひと幕も。念願だったという顧問役を大いに楽しんでいた。

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