“俳優歴20年”31歳・中冨杏子が歌手デビュー「プレッシャーがバネになった」

2025/03/21 07:00 

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中冨杏子が歌手デビュー

 俳優の中冨杏子(31)が、21日にシングル「桜色リップクリーム」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)をリリースし、歌手デビューを果たした。同日にはミュージックビデオ(MV)も公開した。

【画像】「桜⾊リップクリーム」ジャケット 中冨杏子が歌手デビュー

 中冨は、地元・福岡で10歳から舞台俳優として活動を開始し、20歳で上京。舞台やドラマ、配信作品など多方面で活躍し、俳優歴は20年を超える。2020年にはオンライン演劇「オンラインノミ」への出演が話題となり、その後も東海テレビ・フジテレビ系ドラマ「最高のオバハン中島ハルコ」やテレビ朝日の「黄金の刻」に出演。2023年からは「DAM★ともイメージキャラクター」としてカラオケ文化の発信にも携わっている。

 デビュー曲「桜色リップクリーム」は、原田悠里「津軽の花」などを手がけた麻こよみ氏が作詞を担当し、作曲はNHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」を手がけた青葉紘季氏が担当。さらに、ジャケットとMVは、ゲスの極み乙女のジャケットデザインなどで知られるイラストレーター・福井伸実氏が手がけた。

 中冨は、かつて地元でダンスボーカルユニットとして活動していたものの、ソロでのレコーディングは初めて。「驚きと喜びが入り混じった不思議な感覚でした」と振り返り、「プレッシャーも大きかったですが、それがバネとなって自分を突き動かしてくれた」とコメント。楽曲については「80〜90年代のアイドルのようなレトロでキャッチーなメロディーがとても可愛いので、ぜひたくさん聴いてください!」とアピールした。

 切なくもピュアな女心を描いた「桜色リップクリーム」は、新たな挑戦に踏み出す人の背中を押してくれる一曲。俳優として20年以上のキャリアを積んできた中冨が、歌手としてどんな表現を見せていくのか、今後の活躍にも注目だ。
ORICON NEWS

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