世界初のカラー長編アニメーション映画をディズニーがミュージカル映画として実写化した『白雪姫』（3月20日公開）のプレミアム吹替版より、元宝塚歌劇団 月組トップスターの月城かなとが、本作のヴィラン、女王を演じるアフレコ特別映像が公開された。

【動画】映画『白雪姫』女王役・月城かなとのアフレコ映像

　1937年に発表されてから今日に至るまで、ヒロインの白雪姫が“世界で最も長く”愛され続けているディズニープリンセスであると同時に、魔法で老婆に化け、毒リンゴを差し出す女王もまたディズニー・ヴィランズの一人としておなじみの存在だ。

　今回の実写版では、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配され、白雪姫は命を狙われる――。雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われた白雪姫は、仲間たちと力を合わせ、優しさで奇跡を起こす。

　今回解禁となったのは、アニメーション版でもおなじみの女王の名シーン――真実しか語らない魔法の鏡に、「魔法の鏡よ　この世で1番美しいのはだれ？」と呼びかける一幕も登場する。

　女王を演じているのは、「ワイルド・スピード」シリーズや「ワンダーウーマン」シリーズのガル・ガドット。映像内でも、妖艶だが威厳ある女王として圧倒的な存在感を見せている。

　そして、プレミアム吹替版では、昨年夏に宝塚歌劇団を退団したばかりの月城が、オーディションで宝塚仕込みの演技力と高い歌唱力を披露し、ディズニー本社に認められ、女王役に抜てきされた。美しい女王の姿から、老婆に化けた後の擦れ声までを見事に表現し、悪名高き女王を好演している。

　月城は今回、女王役として歌唱シーンにも挑戦しているという。月城が演じる女王は、白雪姫をどのように追い詰めるのか。そして、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のパセク＆ポールが新たに書き下ろした女王の楽曲は、一体どのような仕上がりになっているのか？期待して映画の公開を待とう。

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