文化放送は、1日に亡くなったフリーアナウンサーのみのもんた（本名：御法川法男）さんを偲ぶ「特別番組」を4月24日午後7時から2時間にわたって放送することを発表した。

【集合写真】「お元気そうで何よりです」79歳・生前のみのもんたさん近影

　みのさんは、1967年4月に文化放送に入社。その後、同局のアナウンサーとして、深夜番組『セイ！ヤング』の初代DJを務め、その軽妙な語り口で当時の青年たちの心を掴んだ。同局時代の数々の名番組はもちろんのこと、ラジオ、テレビをはじめとする名司会ぶり、“みの節”は、エンターテインメントの歴史に多大な影響を残した。

　同局では、みのさんの在りし日を偲び、同局に残るみのさん出演の番組音源や、関係者が語るエピソードなども交え、改めて、みのさんの魅力に迫る2時間の特別番組を放送。出演者や番組詳細は、後日発表となる。

■みのもんたさんが出演した文化放送の主な番組
『セイ！ヤング』（1969年6月～1973年3月）※文化放送アナウンサー時代
『みのもんたのワイドNo.1』（1973年4月～1976年4月）※文化放送アナウンサー時代
『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』（1987年4月～2014年3月）
『みのもんたの ニッポンdiscover again』（2014年4月～2017年3月）

■みのもんたさんが初代DJを担当した文化放送 『セイ！ヤング』
1969年6月～81年9月に放送された文化放送の深夜番組。パーソナリティのトークとリスナー葉書、リクエスト音楽によって構成。土居まさる、みのもんた、橋本テツヤ、落合恵子、吉田照美といった歴代の文化放送人気アナウンサーを筆頭に人気アイドルやミュージシャンを起用するなど、バラエティー豊かなパーソナリティー陣を擁し、同時間帯に放送した『オールナイトニッポン』（ニッポン放送）、『パック・イン・ミュージック』（TBSラジオ）と並び深夜放送の全盛期を支え「深夜放送 御三家」と呼ばれた。

1. 『学校へ行こう』最後の“未成年の主張”にみのもんた　V6への想い叫ぶ「26年間本当にお疲れさまでした…
2. みのもんた『ケンミンSHOW』勇退SP　名場面プレイバック＆番組史上初の“お酒”解禁
3. みのもんた、長女の手紙に感涙「女房の遺伝子を持ってる」
4. みのもんた、ツイッター炎上に言及　ネットの風潮に苦言呈する
5. 安住アナ、みのもんたから「TBSで骨を埋めて」に苦笑「考えさせて」