『フォレスト』最終回、公式まとめ&ラスト相関図が公開 “犯人”は3人…「そんな身勝手な理由…

2025/03/02 12:00 

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『フォレスト』(C)ABCテレビ

 俳優・比嘉愛未、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)がW主演する、ABCテレビ・テレビ朝日系新ドラマ『フォレスト』(毎週日曜 後10:15 ※全国ネット)が、きょう2日に最終回を迎える。これまでの公式「まとめ」が、相関図とともに届いた。

【写真】『フォレスト』第1話冒頭をプレイバック…最後の伏線? “血まみれ”シーン

 嘘・真実にさまざまな思惑が重なり合い、人間不信の森(フォレスト)にいざなう、オリジナルのラブ・サスペンス。フラワーギフトショップで働く幾島楓(比嘉)と、クリーニング店を営む一ノ瀬純(岩田)は、同棲してまもなく1年を迎える恋人同士。平凡ながら幸せな生活を送るが、その日々には常に影のように不安がつきまとう。なぜなら、2人は互いに嘘をついていた。

 家族がいないはずの楓は、ホテルグループ・ブランフォレストを経営する社長・幾島鈴子(松田美由紀)の娘で、「3年前の食中毒事件」によって幾島家を出ていた。この事件では、ブランフォレストのビュッフェで提供されたローストポークから集団食中毒が発生し、精肉店の店主・中西宏樹(吉田ウーロン太)が命を絶った。その裏で、自分勝手な鈴子が調査機関を買収したとされた。

 一方、純も楓には家族がいないと嘘をついていたが、母の一ノ瀬茜(黒沢あすか)が存在。ケアハウスに入所している茜は、純を「リョウスケ」と呼ぶ。純には「26年前に失踪した」という弟・涼介(リョウスケ)がおり、茜の中では、純が死んだことになっているという。

 幾島家の関係者が一堂に会する鈴子の誕生日パーティーには、脅迫状が届いた。さらに、3年前の食中毒事件を彷彿とさせる腐ったローストポークがプレゼントに混ざり込み、騒然。そんな中、鈴子が救急搬送され「ステージ4の肝臓がん」だと明らかに。しかし、倒れたのは病気が原因ではなく、毒を盛られた可能性があるという。鈴子は目を覚まさず、楓と純の過去の事件をめぐり、とりまくキャラクターの嘘が交錯していく。

 ドラマ公式が公開した、これまでに「明らかになった謎」は3点、犯人は3人となった。第1話~3話、最新話はTVerで無料配信。全話配信はU-NEXT 、ABCオンデマンド。

■明らかになった謎(1)食中毒事件の犯人
ブランフォレストで起こった食中毒事件の犯人は、純の母・茜だったことが判明。

実は、茜とブランフォレストの間には過去の因縁があった。26年前、行方不明の涼介を探していた茜の元に、鈴子の秘書・葉山修(堀部圭亮)が近づき、茜に大金を渡し、涼介を諦めるよう説得。借金に追われていた茜はお金を受け取ってしまい、それがきっかけで現実逃避をするように、純のことを涼介と呼び始めた。それから23年が経った3年前、テレビで微笑む葉山の姿を見た茜は復讐を決意。ブランフォレストに侵入し、犯行に及んだ。

さらに食中毒事件の直後、ホテルから茜を追いかけてきた人物がいたことも判明。茜が菌をまいたこと、26年前の涼介失踪の事情を全て聞いた上で、茜を逃がし、「自分もブランフォレストに恨みがある」と話したという。当時ホテルにいた容疑者として楓、葉山、真琴、孝子、三倉翔平(石山順征)の名前が挙がっていたが、第7話でそれは水原孝子(ふせえり)であったことが、自供によって判明した。

■明らかになった謎(2)鈴子の毒殺を謀った犯人
第7話で、同棲していた家で久しぶりに再会した楓と純は、今まで言えなかった心境を吐露しう。純は、楓を苦しめていた食中毒事件の犯人が自分の母であることに心を痛め、「もう楓とは一緒にいちゃいけないと思った」と語る。楓は「私のことを思ってくれているのはわかる、でも、だからこそ話してほしい」と受け止め、向き合う。

さらに、純は楓に衝撃の事実を告げる。なんと、楓は鈴子の娘ではなく、孝子の娘だった。水原真琴(ファーストサマーウイカ)とはいとこ関係ではなく、姉妹ということになる。真琴が鈴子の病室で発した「私は1日だって“ワカナ”のこと忘れたことないよ?」という言葉も、“和歌奈”が楓であることの伏線だった。

そして、楓と純は孝子に事情を聞いた。孝子は以前、経済的に困窮し、鈴子に泣きついた際に、“和歌奈”を鈴子の養子“楓”にすることを持ち掛けられたという。離れ離れになっていても楓のことを思っていた孝子は、楓への理不尽な鈴子のふるまいを見て、鈴子の毒殺を決意。鈴子の薬を入れ替えたことを告白。

“ワカナ”の事情を知った篠田塔子(※食中毒事件で死んだ中西の元妻=水野美紀)を殺害したこと、さらにその容疑を純になすりつけようとしたことも謝罪し、3年前の事件当日に茜を追いかけたのも自分だと認めた。全てをさらけ出した孝子は、警察へ出頭する。幾島家から孝子を見送る楓と真琴に、「2人とも仲良くね。たった1人の姉、たった1人の妹なんだから」と去っていた孝子。自分と鈴子を重ね合わせたかのような言葉に、胸が締め付けられるようだった。

■明らかになった謎(3)純の弟・涼介の失踪
幾島家の中庭から、白骨遺体と、涼介が失踪時に着用していた衣服が見つかった。そのことを知った葉山は、昏睡状態の鈴子に「全ては私がやりました、あなたは何も悪くない、許してください」と語りかけ、首を絞めるが、駆け付けた楓と純がなんとか阻止した。葉山は2人に、26年前に涼介を車ではね、庭に埋めたと語り、衝撃の事実に純は「そんな身勝手な理由で涼介を!」と涙ながらに訴えた。


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