まるで4兄妹? 保護猫と2歳児のお昼寝姿に446万再生「かわいいが大渋滞」「羨ましーー!!…

2025/02/28 07:30 

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ぴったり寄り添ってお昼寝する保護猫たちとお孫さん!!(写真提供@midorinotanbo)

 大きいクッションの上で、3匹の保護猫たちとお昼寝をしている2歳のお孫さん。隣でウトウトする猫にお布団をかけてあげたり、抱きついて顔を埋めたり…そんな、日々仲良く暮らす保護猫とお孫さんのひと時を捉えた動画に446万再生の反響があり「かわいいが布団の中で大渋滞」「羨ましーー!!!!自分と同じくらいのサイズのニャンコと寝たい」「素敵な4兄妹」などのコメントが寄せられている。投稿者のmidoriさんにお孫さんのこと、保護猫への想いについて話を聞いた。

【画像】かわいいが大渋滞!保護猫たちとお孫さんの日常とは…?

■猫たちと兄妹のように過ごすお孫さん「そこに居るのが当たり前の存在なのかも」

――猫さんたちに囲まれ、幸せそうにお昼寝するお孫さんの様子を捉えたリール「4匹がお昼寝」が大反響です。

「ありがとうございます。まさか、こんなに再生されるとは…と、本当にびっくりしています」

――子どもは予測できない動きが多いため、猫に限らず苦手とする動物は多いと聞きます。そのためか今回の動画にも、お孫さんと猫さんたちの仲良し具合に驚きの声が多数寄せられていました。

「お孫ちゃんが猫たちと触れ合いはじめた頃は、自分より猫のほうが大きかったので無理矢理触ろうとせず、嫌がるようなこともしませんでした。だから、猫たちも受け入れてくれたのだと思います。同じ位の大きさになった今もしつこく接したりしないので、猫たちにとっても、そこに居るのが当たり前の存在になっているのかもしれません」

――穏やかそうな猫さんたちが、みな保護猫だということにも驚きました。保護猫のなかには警戒心が強く、気性が荒い子もいるのでは…?

「ウチにいる猫たちは、みんな保健所から引き取った子たちなのですが、目も開いてない赤ちゃんの頃から育てているので、特に警戒心は強くありませんでした。先住猫たちも甲斐甲斐しくお世話をしてくれるので、『後から来る小さな子には優しくする』ということを代々学んでいるのかもしれません。みんないい子に成長してくれて、冬場は仲良く大きな猫団子になっています(笑)」

――それは、とても微笑ましい光景ですね(笑)。動画に登場する3匹の猫さんたちも、血の繋がりはないのでしょうか。

「茶白猫のハクとコイは兄妹です。引き取った時100グラムほどの小さな赤ちゃんだったので、一緒に映っているキジトラのバンくんが、排泄のお世話を手伝ってくれました。いつも隣で温めてくれて、血の繋がりはありませんが、まるで母猫のように2匹を育ててくれましたね。今ではすっかりハクの方が大きくなりましたが、ゆったりと過ごしています」

――ちなみに、お孫さんと特に仲良しなのはどの猫さんだと思いますか?

「やっぱりバンくんですね。お孫ちゃんも『バン』って言葉をいち早く覚えたほどです(笑)。穏やかで優しい性格のバンは、お孫ちゃんの横にそっと座ってじっとしていることがよくあります。そんな2人の後ろ姿を何度か投稿しているのですが、私も大好きな光景で、凄く大切な時間だなぁ〜と思える瞬間です」

■「自分の力量以上のことをしたら、愛護じゃない」…“命の選択”に悩んだ時に救われた言葉

――まるで兄妹のように過ごしている3匹とお孫さんですが、一緒に居る際に気を付けていることはありますか?

「お孫ちゃんと猫たちが接する姿を見て『可愛い』と思ってくださる方がたくさんいる一方で、やはり『猫がかわいそう』と感じられる方もいらっしゃると思います。でも猫たちって本当に利口で、嫌な時はちゃんと自分で場所を変えますし、お孫ちゃんがゴゾゴゾしていても、気にならない時はずっとそこに居座っています」

――本当に嫌な時は、お孫さんのそばから離れていくと。

「それと、うちでは体にフィットするビーズ入りクッションを使っているのですが、これがけっこう良い役目をしてくれているようです。お孫ちゃんが猫たちの上に乗っても、そのぶんクッションが沈み込むので、猫の体に掛かる負荷も軽減されているように感じます。だから、猫団子になる時も、みんなで重なり合っているのかなぁ〜と思いますね」

――動画でも3匹とお孫さんで仲良くクッションを使っていましたね。

「お孫ちゃんがもう少し大きくなり、猫たちに負担が掛かるようになったら、その時は辞めさせるつもりです。ただ、今はまだ大丈夫そうなので、しっかり見守りつつ自然に任せようと思っています。人間の兄妹でもやりそうなことを、猫とお孫ちゃんがやっている姿を見ると『あ〜。昔、うちの子たちもこんなことやっていたなぁ〜』と感慨深くなりますよ(笑)」

――これまでたくさんの保護猫を引き取り、ともに暮らしてきたmidoriさん。保護猫への想いや読者の方へ伝えたいことがありましたら、ぜひお聞かせください。

「私は保健所から引き取る時に、命の選択をしたようでとても辛い気持ちになったことがあります。その時、係の人がかけてくれた『自分の力量以上のことをしたら、愛護じゃなくなるから大丈夫ですよ』という言葉で心が救われました。だから皆さんも無理はせず、どんな小さなことでも良いので、自分にできる愛護を見つけて貰えたら嬉しいです。例えばSNSなどで里親募集をシェアし、里親を見つけてあげることも立派な愛護だと思います」

――自分にやれることを、探してみたいと思います!

「現在、野良猫ちゃんも1匹保護したため、今は8匹の猫たちと生活しています。生死にかかわる大病をした時には、こんなにたくさんの猫たちと関わる人生が待っているなんて思ってもいませんでした。私個人ができることは限られるので『今いるこの子たちを精一杯、幸せにしてあげたい』と思っていましたが、気づけば私のほうが、たくさんの幸せをもらっています。1匹でも多くの保護猫たちが幸せになることを心から願っています」
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