HYBE、所属アーティストへの“悪質投稿”などに新通報システム 「デジタル性犯罪」にも毅然…

2024/09/23 23:56 

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HYBE、アーティストの権利侵害を報告する統一オンラインポータルを立ち上げ

 韓国の大手芸能事務所・HYBEは23日、本国公式サイトを通じ「HYBEアーティストの権利と幸福を守るため、アーティストの権利侵害を報告するための統一オンラインポータルを立ち上げた」と発表した。

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 統一ポータルは「protect.hybecorp.com」で、既存のホットラインに代わり、すべてのアーティストの報告チャンネルを1つの統合システムとしたもの。「このポータルは、ファンが誹謗中傷の書き込みや著作権侵害を報告しやすくするためのもので、より迅速で体系的な対応が可能になります」と伝えた。

 悪質な投稿を通報するカテゴリーとして「誹謗中傷・侮辱」「風評被害・虚偽情報」「セクシャルハラスメント 」「AIディープフェイクの悪用」「ストーカー行為」「サセン行為 」「アーティストの安全への脅威」「フライト情報の販売」「不正なバイラルマーケティング」などを示した。

 特に、AIディープフェイクについて「アーティストの架空の露骨な写真や動画を作成し拡散することは、アーティストの人権を侵害するだけでなく、基本的な倫理観を著しく損なう露骨なデジタル性犯罪です。私たちは、このような行為に対して毅然とした態度で臨むことを約束します」などと明示。

 さらに、著作権侵害の通報カテゴリーも示し、「音楽、動画、肖像、ロゴなど、アーティストの知的財産を不法に利用または配布する著作権侵害事件を通報できます」と説明。

 「悪質な書き込みや著作権侵害に対しては、リアルタイムな社内監視システムやファンからの通報により、今後も定期的に法的措置を講じていきます」とし、「HYBEはアーティストの権利が完全に保護されるよう常に努力してまいります」と呼びかけた。
ORICON NEWS

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