熊本地震による被害「前回上回る可能性」 JR九州社長が示唆

2026/08/19 20:04 

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 JR九州の古宮洋二社長は19日、定例記者会見を開き、7月末の熊本地震の鉄道設備の被害概要を説明した。九州新幹線でレールのゆがみや構造物の被害が計約900カ所確認されるなど、2016年の熊本地震の被害を上回る可能性を示唆。今月中にめどを示すとしていた九州新幹線熊本―新水俣(熊本県水俣市)間の運行再開時期について「来週中にお知らせする」と説明した。

 同社によると、九州新幹線は、新八代駅(同県八代市)から約2キロ南にある高架橋の橋桁4本のうち北側3本が35~46センチ北に移動した上、10~36センチ沈下。レールが継ぎ目で68センチ破断している。更に新八代駅は屋根の構造物を土台と固定するボルトが完全に破断して倒壊寸前の状態という。レールのゆがみが約300カ所、構造物の被害が約600カ所確認されたという。

 古宮社長は「(地震による被害額は)大きくなると思う。構造物の復旧費用も(より多く)かかるし、運休期間も長くなっている」との認識を示した。

 同社によると、前回の熊本地震の影響額は約130億円。鉄道設備の復旧に90億円かかり、運賃収入も40億円減ったという。【宇都宮裕一】

毎日新聞

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