日経平均が大幅続伸、終値5万7650円 海外投資家の買い膨らむ
10日の東京株式市場で日経平均株価(225種)が大幅に続伸した。終値は前日比1286円60銭高の5万7650円54銭で、2日連続で史上最高値を更新した。衆院選で自民党が圧勝し、「高市政権の財政拡張的な経済政策が株価を押し上げる」との見方から、主に海外投資家からの買い注文が膨らんだ。
10日の東京市場で日経平均は448円高で取引を開始。高市政権が重点投資分野に位置づける人工知能(AI)・半導体や防衛関連などの銘柄が前日に続き積極的に買われた。上げ幅は一時1500円を超え、5万8000円の大台の目前まで迫った。前日の米国での株高も追い風になった。
衆院選を挟む3営業日での日経平均の上げ幅は4000円近くに達しており、過熱感も意識されている。大和証券の坪井裕豪氏は「海外勢からの期待は強いが、株価上昇のペースがあまりに速い。このまま一方的に上がるとは想定しづらい」と話す。
東京外国為替市場では対ドルの円相場が上昇し、一時1ドル=155円台前半まで円高・ドル安が進んだ。中国当局が自国の銀行に米国債の保有抑制を指示したと報じられ、ドルが主要通貨に対して売られたのが要因。高市政権の「積極財政」で財政が悪化するとの懸念から、円売りへの警戒は続いているとみられる。【秋丸生帆】
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