日経平均、一時800円超高 米中関税引き下げ合意に好感

2025/05/13 11:03 

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 13日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)はほぼ全面高の展開となり、前日終値からの上げ幅は一時800円を超えた。取引時間中としては約3カ月ぶりに3万8000円台半ばまで回復した。外国為替市場の円相場は1ドル=148円前後で取引された。

 午前10時現在は前日終値比656円37銭高の3万8300円63銭。

 12日に米中が大幅な関税引き下げに合意したことが好感された。市場関係者は「景気減速観測はいったん後退したものの、今後の交渉や両国の経済指標などが市場の重しになる可能性がある。状況の見極めが難しい局面が続く」としている。【秋丸生帆】

毎日新聞

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