ネコたちが映画試写会に参加 狩りの映像を目で追い、モニターの裏を確認する姿も

2026/10/11 13:22 

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『劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち』(公開中)ネコ様試写会実施 ©劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち 製作委員会

 公開中の映画『劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち』を、ネコたちに見てもらう「ネコ様試写会」が、栃木県の那須どうぶつ王国の協力で実施された。約20匹が参加し、画面の動物を目で追ったり、モニターの裏側をのぞき込んだりと、さまざまな反応を見せた。

【動画】ネコたちのかわいらしい姿が観察できた試写会の模様

 本作は、放送20周年を迎えたNHKの自然ドキュメンタリー番組『ダーウィンが来た!』の映画化第6弾。ライオンやチーター、マヌルネコなど、世界各地のネコ科動物の生態に迫る。番組の次回予告アニメ「マヌ~ルのゆうべ」のキャラクターも映画に初登場し、MISIAの「ガムシャラ」がエンディングテーマに起用されている。

 那須どうぶつ王国では、映画にも出てくるマヌルネコやツシマヤマネコを飼育しており、「ザ・キャッツ」というショーでは、ネコたち本来の身体能力や知能の高さを紹介している。試写会には、「ザ・キャッツ」に出演するネコと、ふれあいコーナー「わんにゃんリビング」で暮らすネコたちが参加した。上映が始まると、モニターのそばに歩み寄ったり、正面に座ってじっと画面を見つめたりする姿が見られた。

 特に反応があったのは、チーターやサーバルなどが走る場面や狩りのシーン。画面内を動く動物を目で追い、顔を近づけた後、モニターの横へ回り込んで裏側を確認するネコもいた。

 一方、時間がたつと画面への興味を失い、取材陣の足元をすり抜けて部屋を歩き回るネコも。高い場所へ移動したり、窓辺で外を見張ったり、眠りについたりと、それぞれのペースで過ごしていた。

 そんな中で注目を集めたのが、映画に登場するヒゲじい、マヌ子ママ、ツノミンのぬいぐるみ。マヌ子ママのふさふさの尻尾で遊ぶほか、鼻先を近づけてにおいをかいだり、くわえて持ち去ったりする姿が見られ、映像とぴったりのタイミングでネコパンチを繰り出す一幕もあった。イベントは、ネコの負担にならないよう、同園スタッフの助言のもと、配慮して実施された。

 「わんにゃんリビング」の担当者は、野生のネコ科動物について「厳しい自然の中でたくましく生きる姿が印象的でした。普段は群れない動物が一緒に行動するなど、生き抜くためにさまざまな工夫をしているのだなと感じました」とコメント。仲間に体をすり寄せたり、毛づくろいをしたりする行動など、身近なイエネコとの共通点も興味深かったという。

 また、マヌルネコが狩りの前に見せる独特な動きに触れ、「イエネコもおもちゃに飛びかかる前にお尻をフリフリするなど、似た(?)動きを見せてくれます」と紹介。「ぜひ映画をご覧になった後は、野生のネコ科動物たちを思い浮かべながら、身近なネコたちの行動も観察しに来てください!」と呼びかけた。

 「ザ・キャッツ」の担当者も「動物園のネコ科たちも、野生ネコと同じ狩りの動きを見せることがあります」と説明。同園のツシマヤマネコが展示場の田んぼや茂みに身を隠す様子を挙げ、普段はのんびりしているイエネコにも、野生の仲間に負けない身体能力があると、その魅力を伝えている。


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