誕生から約半世紀…メルセデス・ベンツ『Gクラス』、日本法人に聞いた“愛され続ける理由”
メルセデス・ベンツ『Gクラス』ハイパフォーマンスモデル『Mercedes-AMG G 63 MANUFAKTUR Edition (ISG)』 (C)ORICON NewS inc.

【写真多数】3000万円以上の価値があるより洗練されたデザイン…『Gクラス』ハイパフォーマンスモデル『G 63 MANUFAKTUR Edition』内外装全部見せ
■メルセデス=ドイツのイメージも、実はオーストリア・グラーツが『Gクラス』の生まれ故郷
――メルセデス・ベンツ『Gクラス』のついて教えていただけますか?
【柴﨑】はい、『Gクラス』は、本格オフロード、ラグジュアリー、ライフスタイルでいくつもの側面を持つモデルです。幅広いメルセデスのラインアップの中でも、40年以上も基本的なデザインが継続されているのはほかにございません。自動車業界全体を見渡しても、車の伝統であったり、ルーツを大切にしている他社メーカーさんの車はもちろんあると思うんですけれども、その中でも『Gクラス』は、40年以上、当時から変わらない形と、日常の使いやすさであったり安全性能というのは、現代の形に進化した状態で販売し続けている。なかなか見ない車種かと思います。
――その歴史はいつ始まったのですか?
【柴﨑】『Gクラス』のアイデアは1972年に生まれ、79年に市販モデルが誕生しました。誕生から約半世紀にわたり、『Gクラス』は本格的なオフローダーとしての性能を磨きながら、メルセデスらしい快適性や安全性を取り入れてきました。時代に合わせての役割や楽しみ方が広がり、今ではクロだけでなく、都市での日常や休日のライフスタイルなど、さまざまなシーンで選ばれるモデルとなっております。『Gクラス』の大きな特徴は、長い歴史の中で基本的なデザインを受け継いできたことです。メルセデスといえばドイツを思い浮かべますが、実は『Gクラス』はオーストリア・グラーツ(ウィーンに次ぐ第二の都市)という町が生まれ故郷です。
――ドイツ生まれではないのは意外な事実ですね。先ほどのお話にもありましたが、誕生から、基本的なスタイリングをそのままにした、堅牢なボディが人気を博していらっしゃいます。
【柴﨑】はい。ですが、同じ姿を保つために進化を止めてきたわけではございません。時代に合わせて進化してきたのは、車両の構造やサスペンション、ブレーキ、安全装、運転支援機能など走行性能、日常での使いやすさを支える部分です。特に、大きな節目となったのは2018年です。外観のアイデンティティーを継承しながらラダーフレームを新設計し、サスペンションには独立懸架を採用するなど、走行性能や快適性を大幅に進化させました。また、今も変わらず昼、勾配や荒れた路面を想定した走行試験を通じて、本格オフローダーとしての能力を磨いています。高い走破性は、見た目だけの演出ではなく、『Gクラス』そのものを表す特徴と言えると思います。
■キーワードは“憧れ”、“夢”、“特別感”
――日本市場においてもずっと人気ですが、その要因はどのようなところにあると分析されていますか?
【柴﨑】人気に関しては、長くお乗りいただいてるお客様が多いので、以前『Gクラス』を乗っていたお客様が、また新たに『Gクラス』をお乗り換えいただくであったり。こういったアイコニックな、メルセデス・ベンツの『Gクラス』というアイコン的な象徴でもあるので、「いつかは『Gクラス』に乗りたい」というお客様の両方がいらっしゃることで、人気を長い間、継続できているのかなというふうに考えております。
――SNSが発達するなかで、芸能人の方たちも『Gクラス』に乗っていることを発信されています。
【柴﨑】非常にありがたいですね。私もたまに拝見することがあるんですけども、「ようやく手に入れた」というふうな表現をしてくださったり、「以前、街中で見た時から夢だった」みたいな表現をしてくださる方が多くて。まさにこの今の『Gクラス』を象徴するようなイメージを、皆さんそのままお伝えしてくださってるので、とてもありがたく思っております。
――今回発表された『Mercedes-AMG G 63 MANUFAKTUR Edition (ISG)』は、限定200台、しかも特別なゴルフバッグ付きというスペシャルなモデルになっています。『Gクラス』のオーナーとゴルフの親和性の高さを意識されたモデルなのでしょうか?
【柴﨑】そうですね。弊社の中でもいろいろ調査をしておりまして、『Gクラス』(ユーザー)で1番嗜まれているスポーツがゴルフというところもあって、とても親和性が高いと考えております。
また、今回コラボレーションさせていただいたTitleistさんの「LINKSLEGEND」のゴルフバッグなんですが、そのTitleistさんのなかでも上位モデルとなっております。「LINKSLEGEND」のゴルフバッグは、限られたゴルフコースであったりとか、選定された限られた販売店でしか販売しないようなモデルとなっておりますので、(その特別感が)今回のモデルと相性がいいかなと考えて、コラボさせていただいております。
――“憧れ”や“夢”、“特別感”が、人気をひも解くキーワードになっていますね。では最後に、日本市場における『Gクラス』の今後の展望について教えていただけますか?
【柴﨑】そうですね、『Gクラス』全体を通して、やはり人気の高いモデルになりますので、今いただいてるお客様の需要をしっかり本社に伝えて、生産の台数であったり、いち早く皆様にお乗りいただけるよう、調整を今まで以上に対応していきたいなというふうに考えております。
モデルによっては、そこまでお待ちいただかなくてもご提供できるものもあります。どうしても皆さん、『Gクラス』というと、「なかなか手に入らないよね」というイメージがあると思うんですけど、モデルによっては比較的お待ちいただかなくてもいいモデルもございますので、お問い合わせいただければ、ご案内させていただけるかと思います。
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