ジュディ・オング、47年ぶり台湾映画出演 『陽だまりの歌が聴こえる』東京国際映画祭でジャパ…

2026/09/23 10:28 

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台湾映画『陽だまりの歌が聴こえる』(2027年1月1日公開)第39回東京国際映画祭で上映 (C)2025 Star Generation Culture Entertainment Co., Ltd.

 台湾映画『陽だまりの歌が聴こえる』が、10月26日から開催される「第39回東京国際映画祭」のガラ・セレクション部門に選出された。2027年1月1日の全国公開に先駆け、同映画祭でジャパンプレミアが行われる。あわせて、合唱団の女性たちを描いたポスタービジュアルが解禁された。

【画像】ジュディ・オングの出演シーンを切り取った場面写真

 本作の舞台は女子刑務所。服役中のフイジェンは、舎房の仲間たちに見守られながら、刑務所内で生まれた娘を育ててきた。しかし、娘に失明の危機が迫り、治療のためには養子に出すほかないという現実を突きつけられる。

 母としての愛情と娘の未来の間で揺れるフイジェンは、「最後に美しい記憶を残したい」と、刑務所内で合唱団を結成することを決意。過去に傷を抱える女性たちは、当初こそ反発し合うものの、歌を通して少しずつ心を開き、家族のような絆を育んでいく。やがて迎えた音楽祭の本番。女性たちの歌声は鉄格子を越え、それぞれが思いを寄せる大切な人へと届けられる。

 監督を務めたのは、『悲しみより、もっと悲しい物語』のギャビン・リン。実話から着想を得て、家庭内暴力や経済的困窮、孤立、母子関係の断絶といった女性たちが直面する問題を背景に、歌によって自らを赦し、他者を受け入れ、再び歩き始める姿を描いた。

 キャストには、「魅せられて」がヒットした1979年以来、47年ぶりに台湾映画へ出演したジュディ・オングをはじめ、台湾の実力派俳優が集結した。

 台湾では口コミをきっかけに支持を広げ、配給発表によると興行収入38億6000万円を突破。『海角七号 君想う、国境の南』以来、約20年ぶりに台湾映画の興行記録を更新したという。第28回台北映画祭では観客賞、第7回台湾映画評論家協会賞では最優秀女優賞を受賞した。

 解禁されたポスタービジュアルには、柔らかな陽光が差し込む室内で、ブルーの受刑者服をまとった合唱団の女性たちが、練習の合間に腰掛ける姿を収録。その背後では、制服姿の女性刑務官が穏やかなまなざしを向けている。

 それぞれに異なる表情を見せる女性たちに、「この歌を、ただ一人のあなたへ」というコピーが添えられた。娘の幸せを願うフイジェンの思いと、歌を通して過去に向き合い、未来へ踏み出そうとする女性たちの姿を映し出している。

 東京国際映画祭で行われるジャパンプレミアでは、舞台あいさつも予定されている。
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