【第83回ベネチア国際映画祭】是枝裕和『ルックバック』&塚本晋也『ネルソンさん~』コンペ受…

2026/09/13 04:22 

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第83回ベネチア国際映画祭、コンペティション部門での受賞に至らなかったが、公式独立賞をそれぞれ受賞した是枝裕和監督、塚本晋也監督

 イタリアで開催された「第83回ベネチア国際映画祭」が、現地時間12日に閉幕した。最高賞の金獅子賞などを競うコンペティション部門には、日本から是枝裕和監督の『ルックバック』と塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が選出されていたが、両作とも映画祭本体の賞には届かなかった。

【画像】各独立賞の授賞式での写真など

 金獅子賞には、メイ・エル=トーキー監督のデンマーク映画『Woman Unknown』が輝いた。同作で主演を務めたマチルド・アルセルも、最優秀女優賞に当たるボルピ杯を受賞した。

 銀獅子賞の審査員大賞は、イ・チャンドン監督の『もしもの愛』、監督賞は『DAU』のイリヤ・フルジャノフスキー監督が受賞。審査員特別賞には、ユヴァル・アブラハム、レイチェル・ゾル共同監督の『NAZA』が選ばれ、最優秀男優賞に当たるボルピ杯は、『ワイルド・ホース・ナイン』のジョン・マルコヴィッチが獲得した。

 一方、批評家団体や文化団体、学生審査員などが独自に選ぶ独立賞では、『ルックバック』が「Cinema & Arts Awards」最優秀作品賞をはじめ5つの賞・表彰を獲得。『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』は、日本作品として初めて「レオンチーノ・ドーロ(金の小獅子賞)」に輝いた。

 コンペティション外からも、三池崇史監督が市川團十郎と長男・市川新之助の襲名披露公演を追ったドキュメンタリー映画『襲名』が、「Cinema & Arts Awards」の最優秀作品賞を『ルックバック』と同時受賞した。

 映画祭本体の受賞こそならなかったものの、日本の作品が異なる視点を持つ審査団から高く評価され、今年のベネチアに確かな足跡を残した。
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