“負け組の星”ハルウララ、きょう命日 “勝ち組”だった余生 死後も人気衰えず マーサファー…

2026/09/09 17:45 

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晩年のハルウララ(マーサファーム提供)

 “負け組の星”として競馬ファン以外からも人気を集めたハルウララが9日、息を引き取ってから1年を迎えた。生涯成績は113戦0勝。それでもファンを虜にした。晩年も人気を集めた余生。最期まで共にしたマーサファーム(千葉)代表の宮原優子さん(43)に話を聞いた。

【写真】すっごい跳ねてる!晩年のハルウララ

 ハルウララは、現役時代に113連敗を喫し、生涯成績は113戦0勝。1勝も挙げずに負け続けたことで人気となった。晩年はマーサファームで余生を過ごし、『ウマ娘 プリティーダービー』の人気もあって若い層からも注目を集めた。昨年9月9日に疝痛(せんつう)のため29歳でこの世を去った。

 2012年12月にハルウララを引き取った宮原さん。当時はハルウララであることを公表していなかったが、14年7月に公表すると、来訪者は激増。電話やメールもひっきりなしに届いたという。

 『ウマ娘 プリティーダービー』で同名のキャラクターが登場すると、現役時代を知らない若い世代も訪れるようになった。海外版がリリースされれば、エサとなる牧草が海外からも届いたという。

 そんなハルウララについて、宮原さんは「わがまま。“ジコチュー”です」と愛を込めて振り返る。食い意地も強く、牧場を訪れた人がニンジンを持っていないと「ぷいっと遠くに行ってしまっていた」と明かした。

 最期は、昨年9月8日未明から異変があったという。「怒りながら、この痛みをなんとしかしてよ」と訴えていたといい、宮原さんはその様子を「よく耐えていた」と振り返った。「お疲れさま」と声を掛け、別れを迎えた。

 「こんな個性的な馬はいなかった。すごい気ままに生きていた。思い出すと、やっぱりひどい馬だったなというのが浮かびます」と笑いながら振り返った。

 生前は来場の予約を取るのが難しかったことから、死後もハルウララがどこで過ごしていたのかを知るために訪れるファンもいるという。この世を去った今でも愛される、まさに“勝ち組”の馬だった。
ORICON NEWS

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