SNS話題の『バラバライド』、25年経て蘇る“マシンバトル”のDNA 『クラッシュギア』世…

2026/08/28 17:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バンダイのマシンバトルホビー『バラバライド』(9月19日発売) (C)oricon ME inc.

 バンダイのマシンバトルホビー『バラバライド』(9月19日発売)が、国内最大規模の玩具の展示会『東京おもちゃショー2026』(8月27日~30日/東京ビッグサイト)に登場した。同商品は、『日本おもちゃ大賞2026』アクション部門で優秀賞を受賞。かつて一世を風靡した玩具『クラッシュギア』を彷彿とさせるコンセプトが受け、Xではトレンド入りするなど話題になっていた。

【写真】お笑いコンビ・エバースとコラボした『バラバライド』

◆かつての『クラッシュギア』世代が過熱し、SNSでは予期せぬ反響も

 『バラバライド』は、子どもにとって身近で親しみやすい「車」をモチーフとし、それを対戦・バトルさせる要素を組み込んだ玩具。担当者によると、「車は子どもにとって身近で親しみやすいモチーフです。それを対戦・バトルさせる要素は子どもたちにも響くのではないかと考えました」と、もともとは現代の子どもたちに向けたアプローチとして商品化された。

 しかし、『日本おもちゃ大賞』(8月19日発表)アクション部門で優秀賞を受賞し、SNSでは想定を超える盛り上がりを見せた。商品名の『バラバライド』がトレンド入りし、『クラッシュギア』が日本のXトレンド1位となった。かつて一世を風靡した玩具『クラッシュギア』を彷彿とさせるコンセプトが、当時のファンである大人世代の心を掴んだ。

 『クラッシュギア』は、2001年10月にバンダイから発売されたバトル玩具。玩具を原作として漫画、テレビアニメ、映画とクロスメディア展開された人気作品。25年の時を経て、同じバンダイから新たなマシンバトル商品として『バラバライド』が誕生した。

 この予期せぬ熱狂について担当者は、「『クラッシュギア』は、弊社が展開していたマシンバトル商品なのですが、当時のファンの方々が『クラッシュギアに似た新作が出たぞ!』と話題にしてくださり、解禁時は既存ユーザーを中心にかなり盛り上がった印象です」と振り返る。

 当時夢中で遊んでいた子どもたちが大人世代となり、「現在は、SNSでの反響が大きいため、20~40代の男性層が中心になっていますが、一番の想いとしては子どもたちにたくさん遊んでほしいという点にあります。親子で手に取っていただけたら嬉しいですね」と、親世代となった当時のファンに期待を寄せつつも、子どもたちへの想いを口にする。

◆「豪快な分解体験」と「厳格な安全面」の両立という開発の難所も

 『バラバライド』最大の魅力は、マシン同士が勢いよくぶつかり合い、一瞬で「バラバラ」に弾け飛ぶというダイナミックな分解ギミックにある。バトルでマシンが壊れる瞬間の爽快感と、壊れたものを自分の手で組み立て直す体験は、子どもの本能的な好奇心を強く惹きつける。

 しかし、その迫力ある体験の裏には、安全面との緻密なバランス調整があった。勢いを強めればバトルの迫力は増す反面、パーツの飛び散りや突起物による怪我のリスクが高まるためだ。

 商品化にあたっては、「勢いをつけるほど迫力が出ますが、そのぶん安全面とのバランス調整は難しいです」と明かす。対象年齢は6歳以上に設定されており、「パーツの突起物などは細かく調整できます。対象年齢の基準をクリアできるように、1つひとつの項目を精査しながら開発を進めました」と、徹底した安全設計のもとでダイナミックな遊びが実現された。

 実際のバトル実演でも、マシン同士が激しく衝突した瞬間にパーツが鮮やかに飛び散る光景が見られた。担当者も「バトルでバラバラに弾け飛ぶ瞬間は、子どもたちにとってすごくワクワクする体験だと思います。(実演を見ながら)あ、ちょうど今引き分けになりましたが、この分解する瞬間が醍醐味です」と胸を張る。

 『バラバライド』の魅力は単なる“破壊”にとどまらない。弾け飛んだパーツを自由に組み替え、自分だけのカスタムマシンを作り上げられる「再構築とカスタマイズ」の要素も大きな特徴だ。

「パーツを組み替えて自分だけのカスタムマシンを作れる点も大きな特徴です。お気に入りのパーツを組み合わせて『これで勝つぞ!』と工夫する楽しさを、ぜひ子どもたちに実感してほしいです。作る過程も含めて楽しんでもらいたいですね」と試行錯誤してマシンを組み立てる体験も醍醐味の1つ。

 大人の熱狂から始まった『バラバライド』だが、「玩具売り場やイベント会場など、リアル体験会を開催し、直接子どもたちに届けていきたい」と意気込む。

 25年の時を経て受け継がれたマシンバトルのDNA。豪快なギミックとカスタマイズ性を兼ね備えた『バラバライド』は、親子を巻き込んだ新たなホビームーブメントを巻き起こしそうだ。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報