彼女の父親の言葉をきっかけに結婚後、婿入りを決意した元女性 自衛官時代にホルモン治療も「理…
婿入りを決意した元女性(Instagram/@ftm_shu_より)

【別カット】女子プロ野球選手時代も…自衛官時代がイケメンすぎる!
◆「婿に入らないか?」彼女の父の提案によって婿入りすることにした元女性
――「性別を変えた俺が婿に入ります」という動画が話題になりました。改めて「婿入り」を決めた経緯を教えてください。
「僕の地元と彼女の地元は離れているのですが、今は彼女の地元のほうで同棲をしています。彼女の実家の近くに土地があるので、そこに『家を建てるといい』と言われ、彼女の父親から『婿に入らないか?』という提案をいただきました」
――双方のご両親やご家族が温かく迎えてくれたとのことですが、「婿入り」をご両親に話したときの反応は?
「彼女の地元のほうでずっと暮らすのであれば、それでも大丈夫だと言われました。特にそこに反対はなく、『2人の好きなようにしたらいい』と言ってくれましたね」
――奥さまとはどこで出会い、どのように関係を育んできたのですか?
「出会いはスナックで、彼女のひと目ぼれから始まりました。アプローチを受け、彼女の意思の強さ、想いに惹かれました。1年ほど遠距離でしたので、週に一度は彼女が会いに来てくれて、週末には僕が会いに行くということを欠かさずにやっていました」
――小さい頃はどんなお子さんでしたか?
「とにかく運動が大好きで、田舎だったので外遊びをたくさんしていました。当時は女子だったので、男子に負けたくないという思いが強く、とにかく負けず嫌いでした」
――心と体の性別に違和感を持つようになったのは、いつ頃なのでしょうか? また、当時の自分をどう思っていましたか?
「はっきりと感じたのは、中学3年生の頃でした。そのときは男性とお付き合いをしていたのですが、恋愛でする行為に対して、自分だったらこうするという男性目線の気持ちや、そういう行為に対して気持ち悪いかもという想い、拒否行動などの感情がありました。今思えば、彼のことは友達として好きだったんだなと思います」
◆自衛隊に女性として入隊…上司に相談し治療をはじめ、退職後に性別適合手術を
――性別に対する違和感が確信に変わったのはいつ頃ですか?
「高校は共学ではあったのですが、ほとんどが女子という学校で、そこで初めて女性を好きになりました。それまでとはまったく違う感覚を抱き、『これだ!』と強く感じました。ちゃんとドキドキしていたので、女性が好きなんだと確信しました」
――女子プロ野球選手として活躍されていました。野球を続けている間はホルモン注射が打てないため、「野球」か「治療」で悩み続けた結果、自分の今後の人生を選んだとのことです。その後、自衛隊に入隊。Instagramには、「手術費用もたまり、彼女と出会ったから」と自衛隊をやめたエピソードを投稿されていました。自衛官時代は女性として務めていたのでしょうか?
「はい、自衛隊は女性として入隊しています。入隊時にLGBTQであることを上司に話し、その後、部隊移動時に治療をしたいことを話しました。かなり理解のある部隊だったと今でも思います。自衛隊時に胸の手術、ホルモン治療をしました。彼女ができたことも理由の1つですが、元々4年で辞めると決めて入隊していたので、2任期満了で退職しました。最後の有給を使い、タイに行き性別適合手術を行いました」
――性別適合手術をするまでのステップを教えてください。
「診断書を2人の医師からもらい、日本で保険適用で胸の手術を行い、その後、乳頭縮小手術を行いました。最後にタイに行き、子宮、卵巣の摘出手術(性転換手術)を行いました。全身麻酔が不安だったくらいで、『やっと胸がなくなる』『生理が来なくなる』と、うれしい気持ちのほうが大きかったです」
――性別適合手術や男性への戸籍変更などは、ご家族や友人に相談したのですか?
「胸の手術までは、母親と兄妹にしか話していませんでした。父親にはホルモン注射を打つ前に話しました。それは声が変わるからです。母親は受け入れるまで時間がかかったと思います。父親は友人に男性から女性になりたいという方がいたようで、すぐに理解してくれました。兄妹も理解しています」
――みなさん、受け入れてくれたのですね。
「祖母にだけはまだカミングアウトできていません。昔ながらの考えもあるかもしれないので、両親からはストップされています。友人にも相談しました。理解のある友人ばかりで、大変恵まれた環境だったと思います」
――子どもに関してもInstagramで言及されていました。夫婦で話し合いをしたこともあるのでしょうか?
「話し合いをしたことはあります。僕の意見としては、兄から精子提供を受けられないのであれば、ペットも家族なので、2人の子どもと思って大事に育てたいという意志があります。彼女は第三者からでも構わないという感じです。できたらほしいが、無理だったら僕の意思に賛成してくれると言っています。僕の両親や義理の両親も、僕たちの意見を尊重してくれています」
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