第175回「芥川賞・直木賞」候補作決定 鈴木涼美は3度目の候補【両賞候補一覧掲載】

2026/06/11 11:17 

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第175回直木三十五賞の候補となった鈴木涼美(C)石垣星児

 日本文学振興会は11日、「第175回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補10作を発表した。

【写真】候補者一覧 オードリー若林正恭も

 「芥川賞」の候補には、小砂川チト「ゾンビ回収婦」、鈴木凉美「悪い血」、仁科斂(にしなれん)「丹心」、村司侑「ソリティアおじさんがいた頃」、八木詠美「アンチ・グッドモーニング」。36歳の小砂川と43歳の鈴木は3回目、31歳の仁科、47歳の村司、37歳の八木は初候補となる。

 「直木賞」の候補には、朝倉かすみ「けんぐゎい」、蝉谷めぐ実「見えるか保己一」、凪良ゆう「多類婚姻譚」、原田ひ香「#台所のあるところ」、若林正恭「青天」。65歳の朝倉は3回目、53歳の凪良は2回目、33歳の蝉谷と56歳の原田と47歳の若林は初候補となる。

 選考会および授賞作発表は7月15日に実施。受賞者が都内および近郊在住の場合、発表当日に共同記者会見が行われる。地方もしくは海外に在住・滞在の場合はリモートでの会見を行う予定。贈呈式は8月21日に都内で行われ、受賞者には正賞として時計、副賞として賞金100万円が贈られる。

■第175回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
小砂川チト(こさがわちと)「ゾンビ回収婦」『群像』五月号
鈴木凉美(すずきすずみ)「悪い血」『文學界』六月号
仁科斂(にしなれん)「丹心」『新潮』四月号
村司侑(むらしゆう)「ソリティアおじさんがいた頃」『文學界』五月号
八木詠美(やぎえみ)「アンチ・グッドモーニング」『文藝』春季号

■第175回直木三十五賞 候補作(出版社)※作者五十音順・敬称略
朝倉かすみ(あさくらかすみ)「けんぐゎい」光文社
蝉谷めぐ実(せみたにめぐみ)「見えるか保己一」KADOKAWA
凪良ゆう(なぎらゆう)「多類婚姻譚」講談社
原田ひ香「#台所のあるところ」文藝春秋
若林正恭「青天」文藝春秋

■選考委員
【芥川賞】
小川洋子、奥泉光、川上弘美、川上未映子、島田雅彦、平野啓一郎、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一

【直木賞】
浅田次郎、角田光代、京極夏彦、桐野夏生、辻村深月、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき、米澤穂信
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