夜ドラ『ラジオスター』第4週突入 多田豊役・大八木凱斗が明かす裏側「これ、どういうテンショ…

2026/04/20 15:05 

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夜ドラ『ラジオスター』より(C)NHK

 俳優・福地桃子が主演を務めるNHKの夜ドラ『ラジオスター』(総合 月~木 後10:45~11:00)は、きょう20日から第4週に突入する。多田豊役・大八木凱斗のオフィシャルコメントが届いた。

【場面カット】多田(大八木凱斗)とリクト(甲斐翔真)さんとの友情シーン

 同作は、地震で被害を受けた石川・能登を舞台に、大阪からボランティアでやって来た主人公・柊カナデ(福地)が臨時災害放送局(災害FM)のラジオでパーソナリティーとして奮闘する姿を描く。名もなき市民がスターになっていく、ノンストップエンターテインメントドラマ。全32回/8週。

■多田豊(ただ・ゆたか)/演・大八木凱斗
リクトの同級生。天然かつ、お調子者であり、松本にラジオに誘われたときも二つ返事で引き受ける。松本の指示どおり、笑いを取ろうと必死に頑張るが、そのわりに緊張しやすく、うまくしゃべれないと落ち込んでしまう。

――大八木さんが演じる多田豊は、どんな人物でしょうか。

多田というキャラクターはすごく多面的ですね。「こういう人かな」と思って捉えていくと「あ、でもこういう人間でもあるのか」みたいなところがあって。その時々によってさまざまな性質が出てくる人です。周りの流れに合わせて右往左往したり、お調子者だったりするけれど、それはどこか、自分を守るためにやっているところもある気がします。

ラジオパーソナリティーに自分から志願したり、リクト(甲斐翔真)をラジオに引き入れようとしたりと、大胆なところがありますが、その「壁をひょいと飛び越える大胆さ」はひとえに「ピュアさ」から来ています。「ラジオスター」のメンバーも多田のピュアさを理解してくれていて、多田がちょっと天然なことを言っても温かく受け入れてくれる。「みんなから見守られる」というところも、多田の魅力だと思います。

――ラジオのオープニングのあいさつの「鈴野の笑わせ侍」というキャッチフレーズが、とても多田らしいですね。

台本でセリフを見たとき、「これ、どういうテンションで言ったらいいんだろう?」と思いました。でも、多田自身が「どういうテンションで言うか」とかあまり考えてなさそうですよね(笑)。多田的には言った後「どや!」って感じなんだと思います。そしてさらに、やり続けるんですよね。そのメンタルの強さ、何も考えてなさが「笑わせ侍」というフレーズに凝縮されているなと思って。演じていて楽しいです。

最初は「ラジオスター」のメンバーも「え、今なんて?」みたいな反応だったのに、だんだん受け入れて、しまいにはリアクションもしなくなるのもおもしろいです。たぶん多田は、こういったキラーフレーズみたいなものをノートに書き溜めていて、たくさんの候補の中から「笑わせ侍」と「つきつきハッピー」と「がんばリンゴジュース」に「これだな!」と丸をつけて、その3つを携えてラジオブースに向かったんだと思います。

――幼なじみのリクトと多田は、どんな関係性なのでしょうか。

多田は小学生のころ、クラスでからかわれていた自分を「笑い」で救ってくれたリクトをヒーローのように感じていると思います。「ラジオスター」のみんなの前でリクトが芸人だったことを話して「ラジオの構成書けるんじゃないけ?」と言ったのは、多田のピュアな突っ走りにほかならないのですが、「本当はリクトはお笑いをやめたくなかったんじゃないか」と思っている部分もあったのではないかと。2人は幼なじみとしてずっと一緒に生きてきたし、お互いのことをよくわかっている。だからこそ多田は、リクトが本当にやりたいことをやってほしいと願っていると思います。

――リクトを演じる甲斐翔真さんとのお芝居はいかがですか?

本当に「リクトだな」という感じがするし、とても頼りにしています。僕がパッと投げたボールをしっかり投げ返してくれるので、安心感があります。多田がちょけて、お調子者なところを出しても、リクトがしっかり制止してくれるから、ものすごくやりやすいです。

普段の甲斐さんはけっこうボケたがりな方かもしれない。僕もそれに乗っかったりして、いつも笑ってます。放送でどこまで使われているかわからないけど、他の誰かが中心のシーンで、多田とリクトが端っこのほうで何かゴニョゴニョ言っていることが多いです。そんなところにも、幼なじみの空気感が出ていたんじゃないかと思います。

――好きなシーン、印象に残っているシーンを教えてください。

第9回で、多田がラジオで失敗して引きこもってしまったあと、リクトが仮設住宅を訪ねてくるシーンがすごく好きです。このシーンで多田はもう一度リクトをラジオに誘いますが、リクトはそれをきっぱりと断ります。ラジオと「笑い」に対して後ろめたさを感じている部分と、多田の誘いだからこそ中途半端に安請け合いはしないという、リクトの意思表示であり、誠意だと思いました。

そのあと、2人で卒業アルバムを見て思い出話に花を咲かせるところも、とてもいいなと思います。普通、真剣な誘いをきっぱり断られたりしたら気まずくなってしまいそうなところ、すぐにいつもの空気に戻って笑い合えるって、本当に特別な関係性の2人なんだと思います。お互いの信頼感と安心感と、2人だからこその空気感が出ていて、グッときてしまいました。
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