濱口竜介監督、カンヌ映画祭3度目のコンペ入り 新作『急に具合が悪くなる』出品決定

2026/04/09 19:06 

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濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』第79回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品決定

 濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』(6月19日公開)が、来月フランスで開催される「第79回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品されることが決定した。現地での上映がワールドプレミアとなる。濱口監督にとっては『寝ても覚めても』(2018年)、脚本賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(2021年)に続き、3作品目のコンペティション部門選出となった。

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 同映画祭のコンペティションといえば、最高賞パルムドールをはじめ、グランプリや監督賞などを競う映画祭の中核部門。濱口監督は「キャスト・スタッフの精魂込めた仕事の成果をここから、多くの観客へと届けたい」とコメントを寄せた。

 出演の岡本多緒は「約4ヶ間滞在していたフランスの地でお披露目できる喜びを噛みしめる」と語り、長塚京三は「この歳になって、このような作品に参加できた幸せを噛みしめています」と感慨をにじませた。黒崎煌代も「今からとてもワクワクしております」と期待を寄せている。

 濱口監督は『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞するなど、世界的評価を確立。近年も『偶然と想像』(ベルリン国際映画祭銀熊賞)、『悪は存在しない』(ベネチア国際映画祭銀獅子賞)と国際映画祭での受賞を重ねている。

 「第79回カンヌ国際映画祭」は、現地時間5月12日から23日まで開催。授賞式は23日に行われる。日本映画界を代表する監督の新作が、世界最高峰の舞台でどのような評価を受けるのか注目が集まる。

■濱口竜介監督のコメント
 映画『急に具合が悪くなる』の完成と、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でのワールド・プレミア決定をご報告したく思います。原作者のお二人にもこの場を借りて、心より感謝致します。ありがとうございました。撮影現場ではヴィルジニー・エフィラさんと岡本多緒さんをはじめとした俳優さんたちの演技に日々、感動していました。キャスト・スタッフの精魂込めた仕事の成果をここから、多くの観客へと届けたいと思います。とても、楽しみです。

■岡本多緒のコメント
 かねてより俳優として憧れを抱いていたカンヌ国際映画祭は、自分にはどこか遠い存在のように感じていましたが、このようなかたちで濱口監督とともにその舞台に立てることを、いまだに不思議な思いで受け止めております。私にとってもかけがえのない特別な作品となった本作を、約四か月間滞在していたフランスの地でお披露目できる喜びを噛みしるとともに、日本での公開も心から楽しみにしております。

■長塚京三のコメント
 どうにもならない人生を受け止めて、なお強く生き抜こうとする真理。
 彼女に寄り添い、彼女を護るもうひとりのマリー=ルー。
 彼女たちを透して見えるのは、生きることの素晴らしさ、美しさ。
 この歳になって、このような作品に参加できた幸せを、噛みしめています。
 カンヌでの上映が楽しみです。

■黒崎煌代のコメント
 カンヌ国際映画祭コンペティション部門への選出の知らせを伺い、出演者の一人として大きな喜びを感じています。
 フランスで撮影されたこの作品を、まずフランスの皆さまにご覧いただけることを、今からとてもワクワクしております。
 本作品がカンヌ国際映画祭を皮切りに、世界中の多くの方々へ届いていくことを心より願っております。

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