北村匠海、フジ月9ドラマで“初”の教師役に「自分の中でとっておいた役」 月9枠での学園ドラ…

2026/02/27 05:00 

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月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』に出演する北村匠海 (C)フジテレビ

 俳優の北村匠海(28)が4月13日スタートのフジテレビ月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(毎週月曜 後9:00)で主演を務めることが27日、発表された。北村演じる新米高校教師の主人公が、生徒たちを見守りながら夢を応援し、ともに伴走する中で、自身も成長していく軌跡を描く。北村は本作が地上波連続ドラマ初主演となり、「ずっとやりたかった」という教師役に満を持して挑む。

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 本作は、福井県の水産高校の生徒たちが、世代を超えて“宇宙食開発”という大きな夢に挑戦した奇跡のような実話をもとに、青春感たっぷりに描くオリジナルストーリー。原案は、高校生たちが“宇宙日本食”として作り上げたサバの缶詰がJAXA(宇宙航空研究開発機構)に認証され、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が実際に食するという快挙を達成した歳月を、伴走した教師と地元出身のライターが描いた書籍『さばの缶づめ、宇宙へいく』。この度、フジテレビ月9枠で、待望のドラマ化が実現。月9枠で、学園ドラマを制作するのは『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011年1月期/フジテレビ系)以来、15年ぶりとなる。

 主演の北村が演じるのは、「教師になりたい」という夢と、「大好きな海の近くで暮らしたい」という願いをかなえ、福井県小浜市にある若狭水産高校へ赴任してきた新米教師・朝野峻一(あさの・しゅんいち/24)。登校初日の朝、校門をくぐり、期待に胸を躍らせる。長年の夢がかなった、いわば人生の絶頂ともいえる瞬間だった。

 しかし、同僚教師から「何でこの学校に来たんや?ここ、もう潰(つぶ)れるで」と衝撃の言葉を告げられる。若狭水産高校は、少子化に加え、普通科よりも費用がかかることなどを背景に、統廃合の危機に直面しているという。激しく動揺しながらも、朝野は担任を務めるクラスへ向かう。気を取り直して初めての授業に臨むが、自身の言葉に耳を傾ける生徒は皆無。「向いてないのかな…」と落ち込む朝野。それでも持ち前の素直さと明るくまっすぐな性格で、生徒や同僚、街の人々との交流を重ねる中、少しずつ希望を見いだしていき…。

 まさに日本のエンターテインメント界をけん引する俳優、北村が、本作で地上波連続ドラマ初主演、そして初の教師役という新境地に挑む。数々の学園ドラマ、映画で児童・生徒役を演じてきた北村は、教師役について「いつかやってみたいと思っていて、自分の中でとっておいた役」と特別な思いを打ち明ける。映画『ブタがいた教室』(2008年)で妻夫木聡、『鈴木先生』シリーズ(2011年4月期/テレビ東京、映画2013年公開)で長谷川博己、『仰げば尊し』(2016年7月期/TBS系)で寺尾聰、それぞれの作品で北村演じる児童・生徒役の“先生”を演じた3名の名前を挙げ、「3名の方のように教師として前に立てるタイミングが自分にも必ずくると信じて、役者を続けてきた」と、役者人生のモチベーションの一部であったことを明かしている。万感の思いを胸に北村が演じる“朝野先生”に注目だ。

 今回、キャラクタービジュアルも初解禁。北村演じる朝野は、生徒たちをあたたかく見守るような優しい笑みを浮かべ、しっかりと地に足をつけながら宇宙に立つ姿で描かれている。果てしなく遠い宇宙。しかし、その最初の一歩は足元から始まる。自分たちの手で作ったサバ缶を宇宙へ飛ばすという大きな夢に挑み、奇跡を紡いでいく本作の物語を象徴的に表現したビジュアルとなっている。

■北村匠海コメント

――学園を舞台にした数々の作品に生徒役で出演してきた北村さんにとって、本作は初の教師役です。本作の出演が決まったときの率直な思いをお聞かせください。

役者人生の中で、妻夫木聡さん、長谷川博己さん、寺尾聰さんという、自分にとって“先生”と呼べる3人の方がいます。映画『ブタがいた教室』のときは小学校4年生、『鈴木先生』のときは中学1年生から2年生にかけて、『仰げば尊し』のときは18歳でした。記憶や思い出、芝居との向き合い方など、僕自身のターニングポイントと捉えています。教師役はいつかやってみたいと思っていて、自分の中でとっておいた役。妻夫木(聡)さんや長谷川(博己)さんや寺尾(聰)さんのように、教師役を演じる日が自分にも必ずくると信じて、役者を続けてきました。そういった中で、 “教師役でお願いしたい”と声をかけてくださって。僕にとってしかるべきタイミングがきたのだ、とお引き受けしました。そこから、どういう教育理念に賛同するのか、どういう話にするのかなど、話し合いを重ねていく中で、本作に出会って。新米教師という僕自身にぴったりな役ですし、実話をベースに描かれるということで、いろんな著書を読ませていただいて“ぜひやらせてください”とお願いしました。

――北村さんにとって学園ドラマとは?

芝居を楽しめる場所。というのも、寺尾さんのお言葉をお借りすると、エンドロールに今までの芸歴、やってきた作品が載るわけではなく、全員が同じスタートラインに立っている。物語の中で中心となる人物はいるけれど、自分がどう輝くか、は自分次第。そういうことを考えられる場所で、試せるし、失敗したっていい。僕にとっては長期的な稽古場みたいな存在でした。振り返ればそういう時間を共にした仲間たちが僕にはたくさんいるんです。仲間探しの場所でもあり、ただ、決してなれ合う場所でもない。役者としての自我を芽生えさせてくれた場所で、お芝居の楽しさを教えてくれました。

――生徒役の方と楽しみしていることは?

僕はずっと芝居の話をしていたいです。年齢差があまりないので、僕が前に立っているのが僕自身も不思議に感じる瞬間がきっとあるだろうなと思います。生徒役の皆さんも役者として得られた経験がある方たちなので、一緒になって作品を考える、相談というより一緒に考えられる関係性でいたいです。朝野という役もそういう先生だと捉えていて。生徒の前に立ってはいるけれども、みんなを見つめて見守る、にしては力不足な新米教師ですが、一緒に考えて一緒に歩みを進めていけたらなと思います。生徒役の皆さんと頑張ってコミュニケーションをとっていきたいですし、今からすごく楽しみです。

――地上波連続ドラマ初主演を務めることについて

ドラマを背負うというところに関しては、自分がどういう感情になっていくのか進んでみなければわからないですが、だからといって肩肘はる必要はないかなと思っています。朝野という役に、そのまま現場でいられたら、と。映画などで主演をやらせていただくときも、主演だから、とはあまり考えないようにしています。俳優も俳優部というひとつのセクションの1人という認識なので、みんなで一緒に考えて、みんなで一緒に抱えて、みんなで一緒に背負って、やっていきたいです。とはいえ、主演という立ち位置なので、先頭には絶対僕が立って、全員と手をつないで進んでいきたいと思います。学園ものは絶対大変です(笑)。一筋縄ではいかない瞬間もたくさんあると思うのですが、そこも含めて楽しみたいです。このドラマは、高校生たちが作ったサバ缶を宇宙食に成すことができた実話をベースに描いています。でも何を成すか、ということよりも、きっとその過程にすごく意味がある。だから先にゴールを決めずに、みんなで作っていけたらと思います。

――原案と台本を読んで

新鮮に感じたのは長い歳月の軌跡を描いているところです。僕が今まで生徒役として出演した学園ものは、1クラスで準備してきました。ドッジボールをしたり合宿をしたり、本当にリアルな学校生活を送って、そのクラスメートで撮影以外も何ヶ月も過ごすということが多かった。今回はクラスも時代も変わっていくので、短い期間で生徒たちとコミュニケーションをどうとっていくか…きっと僕自身にかかってきますね…大変だ(笑)。たくさんの生徒役の方と出会える機会になりそうなので、楽しみたいと思います。

――視聴者の方へメッセージ

物語としては宇宙規模の壮大なストーリーですが、それが実話であるという確かな説得力を持っているドラマです。そこに大小問わず希望や挫折、いろんなものがちりばめてられていて、日常は素朴に進んでいく。視聴者の皆様にも、僕らと一緒に夢を追っていただけたらうれしいです。ご覧いただいた方が希望の光に照らされてほしいなと思いますし、そんなドラマになれるよう頑張ります。
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