日本のペンタブメーカー「ワコム」、アニメ界のアカデミー賞で技術革新を称えるアブ・アイワーク…

2026/02/24 16:16 

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日本のデジタルペンタブレットメーカー・ワコムが「第53回アニー賞」で「Ub Iwerks Award(ユーブ・アイワークス賞)」を受賞

 アニメーション界のアカデミー賞と称される「第53回アニー賞」(現地時間2月21日開催)で、日本のデジタルペンタブレットメーカー・ワコムが、技術革新に大きな影響を与えた企業・個人に贈られる「Ub Iwerks Award(ユーブ・アイワークス賞)」を受賞した。アニメーション制作の根幹を支えてきた技術力と、クリエイターコミュニティへの継続的な支援が高く評価された。

【画像】ワコム製品の使用イメージ

 Ub Iwerks賞は、「ミッキーマウス」や「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」に生命を吹き込み、垂直型マルチプレーンカメラを発明した、伝説的アニメーターにちなんで名付けられたもので、アニメーション分野の技術革新をけん引した功績を称えるものとして知られている。

 主催団体である国際アニメーション協会(ASIFA-Hollywood)のエグゼクティブ・ディレクター、オーブリー・ミンツ氏は、「ワコムの名前が理事会で最初に挙がった際、多くのメンバーはすでに受賞していると思っていたほどでした」と明かし、「プロフェッショナル向けデジタルペンとタブレット技術において業界標準ともいえる存在であり、現在では多くのスタジオや制作現場に欠かせない存在となっています」と、その影響力の大きさを強調した。

 ワコムは、1983年に埼玉県で創業して以来、プロのクリエイター向けツールの開発を続け、世界初のコードレスデジタルペンを実用化するなど、デジタル作画の進化を支えてきた。アニメーション制作では、初期のコンセプトスケッチやストーリーボード制作から最終的なアニメーション工程まで幅広く活用されており、現代の制作現場において不可欠な存在となっている。

 また、同社の評価は製品開発だけにとどまらない。クリエイター向けの教育活動やトレーニング、イベント開催などを通じたコミュニティ支援のほか、ロサンゼルスの山火事で被災したアニメーション関係者を支援する「AnimAID」への資金提供など、業界全体を支える取り組みも高く評価された。

 ミンツ氏は「これらの理由から、今年のUb Iwerks賞をワコムに贈ることを大変誇りに思います」とコメントしている。

 今回の受賞は、長年にわたりデジタル創作環境の進化を支えてきた同社の功績が、世界的に認められた形となった。
ORICON NEWS

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