夏帆、編集者役で葛藤描く NHK特集ドラマ『ある小説家の日記』3月8日放送

2026/02/09 05:00 

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特集ドラマ『ある小説家の日記』より(C)NHK

 夏帆が主演を務めるNHK特集ドラマ『ある小説家の日記』が、2026年3月8日午後11時からNHK総合で放送されることが決まった。ヒットメーカーのミステリー作家が死後に残した“日記”をめぐり、2人の女性が秘密の行為に踏み込んでいく姿を描く、オリジナル脚本のサスペンスフルなヒューマンドラマとなる。

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 本作は、SNSなどを通じて個人の思いや出来事を共有する文化が広がる現代を背景に、“本来は秘められたもの”であった日記がパブリックな表現へと変貌していく状況を物語の軸に据える。女性編集者・江藤恵を演じる夏帆は、念願だった人気作家の担当編集者になる直前にその機会を失い、亡き作家が残した日記の存在を知ったことから、一線を越えた行動に踏み出していく。

 江藤に日記を託す小説家の妻・芹澤真理子役を演じるのはシルビア・グラブ。真理子は、亡き夫が生前、生成AIに胸の内を明かしていた事実を知り、そのAIと向き合い始める。夫・芹澤環役には板尾創路が名を連ね、事故死した人気ミステリー作家として、物語全体に大きな影を落とす存在を担う。

 シルビア・グラブは撮影を振り返り、「撮影中は夏帆さんとAIと、とても濃密な時間を過ごさせていただきました。現代にあり得るこの AIとの関係性、まだあまり描かれていないこの世界観、演じながらとても興味深いと思いました。みんなで愛情を込めて育てたこの作品が皆様に届くのが楽しみです」とコメントしている。

 板尾は、「芹澤環を演じました板尾創路です。一年間かけて本作の準備をしたスタッフの皆さんに報えるようにとの思いでドラマに参加させていただきました。このドラマは小説家・芹澤環に登場人物全員が思いを馳せる物語です」と語り、「視聴者の心に残るドラマになればいいなと思います」と作品への思いを明かした。

 主演の夏帆は、「演出の平さんと脚本家の上原さんが温めてきたこの企画が選ばれ、映像化することになりました」と述べ、「このドラマにしか味わえない体験が詰まっていると思います。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです」と呼びかけている。

 脚本を手がけた上原哲也は、「書きながら、これは言葉に翻弄された者たちの話だと気づきました」とし、「その切実さの行方をどうか見届けてください」とメッセージを寄せた。創作の尊さと危うさ、そして言葉の持つ力を問いかける本作は、現代ならではのテーマを内包したドラマとして注目を集めそうだ。
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