【紅白リハ】布施明、60周年の節目に紅白に再び 「MY WAY」は「年齢とともに変わる歌」

2025/12/28 17:56 

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60周年の節目に出場する布施明 (C)ORICON NewS inc.

■『第75回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目(28日、東京・渋谷 NHKホール)

 16年ぶり26回目の出場となる布施明が、報道陣の取材に応じた。本番では「MY WAY」を歌唱する。

【写真】いい笑顔!ジャケット姿で登場した布施明

 布施は、2009年の紅白リハーサル時に「卒業宣言ではないけど、いったん引かせていただきます。その枠を、ポップスを頑張っている若者たちに譲りたい」とのコメントを寄せていた。

 「タキシードでも着てくればよかった」と笑わせた布施は、「今年60周年を迎えることができてコンサートもできた。ツアーのファイナルを武道館でやってほっとしてた。そんなときに紅白をもう一度やってみないかと。60周年のピリオドとしては最高だなと思いました。ありがとうございます」と感慨を語った。

 今回で4度目となる「MY WAY」については「16年ぶりなんです。16年前に席を譲ると、そのはずだったんだけど、若い人に譲られた」と再び笑いを誘い、「歌は年齢にくっついてくる。時が経つと違うものになる。同じ『MY WAY』でも、違う歌になる」と語った。

 また、「若いアーティストにはほとんどお会いしたことがない。若いアーティストがいるから私たちもやっていける。若い人たちを目の当たりにできるのが楽しみ」と期待も語った。

 60年の活動を振り返って「秘訣はない」としつつ、「今でも何かに学ぶ気持ちでやってる。一歩でも前に進むには勉強が必要。いつでもなにかやりたいという勉強を続けたらいい」と力を込め、「60年歌って、1回としてパーフェクトに歌えたことはない。なんとかうまく歌えたというコンサートができるように、一歩でも近づきたい」と今後の展望を語った。

 大みそか恒例『第76回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45※中断ニュースあり 総合ほか)。放送100年の節目となる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。
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