『コナン』レンガ扉、25年ぶり変更 来年1月3日放送から本編一部映像リニューアル

2025/12/27 20:30 

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『名探偵コナン』レンガ扉、25年ぶり変更

 テレビアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)のCM前後に登場するレンガ扉が、25年ぶりにリニューアルすることが27日、発表された。来年1月3日放送の「エピソード“ZERO” 工藤新一水族館事件」から本編の一部映像がリニューアルされる。

【動画】レンガ扉が変更となる放送回!『コナン』工藤新一水族館事件の映像

 『コナン』のレンガ扉は、CM前後で映る怪しげな扉のこと。扉を開け閉めする音とともに流れ、1話の中でAパートの終わりに扉は閉じ、Bパートの始まりに扉が開くという、物語をつなぐ演出としてファンの間に親しまれている。

 今回の変更についてアニメ制作スタッフは「現行のCG扉は2000年11月に作成しました。2001年1月8日放送の第219話2時間スペシャル『集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド』から変更しておりました」と歴史を語り、「その後2006年第453話『因縁と友情の試写会』に地上デジタル放送移行に伴う画角変更はありましたが素材は同じものを使用。4半世紀ぶりとなると感慨深いです」と伝えた。

 続けて「今回の制作意図としては初志貫徹、30周年は作品にとって『通過点』に過ぎませんが、映像表現の成長もファンの皆様にお届けできればと思っております。『感謝』盛りだくさんの画作り、仕掛けを制作・スタッフ一同一丸となり進行致しますので何卒よろしくお願いいたします」と説明した。

 『名探偵コナン』は、黒ずくめの男らに毒薬を飲まされて子どもの姿になってしまった、主人公の高校生探偵・工藤新一が江戸川コナンと名乗り、黒ずくめの組織を追いながら数々の難事件を解決していくストーリー。

 1994年から『週刊少年サンデー』で原作漫画の連載がスタートし、2017年には1000話を突破するなど正規の連載作品では同誌史上最長の連載期間になっている。96年にテレビアニメ、97年に劇場版アニメもスタートし、現在までシリーズが続いており、来年はアニメ放送30周年となっている。


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