石原良純、『ドラえもん』大みそかSPに出演 19年ぶりのアフレコに戸惑いも「大変光栄です!…

2025/12/20 06:00 

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『大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル』にゲスト出演する石原良純(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 石原良純が、大みそかの午前9時から放送する『大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル』にゲスト声優として出演することが決定した。そして、同日午後5時からの『ザワつく!大晦日』にも<ザワつくトリオ>として石原が出演する。

【画像】石原良純が声を演じる宇宙の流れ者“スネーク一家”モーガン

 『大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル』では、2026年の干支=“午(うま)”にちなんで、『ドラえもん』ファンおなじみの未来の新生物“ウマタケ”を主役に描くオリジナル新作ストーリー『スペースウエスタン 荒野のウマタケ』を放送。

 ウマタケとは、馬と竹を合わせて作られた、22世紀の科学が生んだ新しい生きもの。『スペースウエスタン 荒野のウマタケ』では、暴れん坊のウマタケと思いきり遊ぶべく、ドラえもん&のび太が“目的別惑星探査シャトル”を使ってとある惑星へ…。ところが、その“UMA(ウーマ)星”には善良な住民たちが暮らしていたばかりか、彼らが宇宙の流れ者“スネーク一家”に狙われていることが判明。UMA星の乗っ取りを企てるスネーク一家との争いに、のび太たちは巻き込まれていくことに。

 同作で良純が演じるのは、のび太たちがたどり着いたUMA星を荒らす“スネーク一家”のメンバー、モーガン役。アニメのアフレコは、映画『森のリトル・ギャング』(2006年)以来、約19年ぶりという良純はアフレコ当日、監督からUMA星やスネーク一家の設定などを聞いてイメージをふくらませながら収録ブースへ。

 いざアフレコがはじまると、「どうするかなぁ…」と少々苦戦。「何回かやらないとわからないな!」とさまざまなパターンを繰り返していった。最初はアニメ独特の芝居に戸惑っていた様子だったが、「この場所はどこ?」「これはどういうセリフ?」と監督とやりとりしながら常にセリフの細かいニュアンスを確認するなど、バラエティー出演時の表情とは異なる真剣モードで演技に向き合っていた。

 アフレコを終えた良純は「楽しかったですね。声優はあまりやったことがないのですが、『ドラえもん』ワールドを垣間見ることができた気がしました」とニッコリ。「でも、もうちょっとセリフがあってもいいんじゃないかな、なんて思ったりして。今度はもっといい役をください(笑)」とオーダーしていた。現在63歳の良純は「僕らはドラえもん創成期を知る世代」だとも話し、今回の出演についても「大変光栄です!」と大感激。「2025年の最後、大みそかを一緒に楽しみましょう!」とメッセージを寄せている。

 さらに今回、ジャイアンの声優・木村昴がならず者一味の首領・スネーク役を、スネ夫の声優・関智一がスネークに雇われた悪党、目利きのタイガー役を担当する。良純演じるモーガンとともに、いつものジャイアン、スネ夫とは異なる役でのび太たちの前に立ちはだかる。

■石原良純(モーガン役)コメント
――今回のオファーを受けた感想を教えてください
大みそかは『ザワつく!大晦日』もありますし、『ドラえもん』も一緒に年の瀬を盛り上げようということで…私もそこに加わらせていただいてとてもうれしいです。

――アフレコの感想を教えてください
楽しかったですね! 声優はあまりやったことがないのですが、『ドラえもん』ワールドを垣間見ることができた気がしました。でも、もうちょっとセリフがあってもいいんじゃないかな、なんて思ったりして。今度はもっといい役をください(笑)。

――『ドラえもん』にまつわる思い出はありますか?
僕は現在、63歳。子ども時代に学年誌で連載がはじまったのを読んでいましたから、いうなれば、僕らは『ドラえもん』の創世期を知っている世代。当時から、『ドラえもん』はすこしふしぎな作品だなと感じていました。今回のオファーも大変光栄です!

――ひみつ道具をひとつ選ぶとしたら、どんなものがほしいですか?
僕、最近、海外に行っていないんです。海外に行くと、時差がツライのよ…。だから“どこでもドア”だな! 年を取ると、ほしいひみつ道具にも夢がなくなっちゃうね(笑)。
(俳優さんはよくセリフを覚えるため“アンキパン”がほしいとおっしゃいますが…)僕の場合、最近はほとんど勝手にしゃべっているだけだから…暗記は大丈夫なんです(笑)。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
いよいよ今年も終わりです。2025年の最後、大みそかを一緒に楽しみましょう!
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