カズレーザー「日本人がやられている」 上海公演の相次ぐ中止に言及

2025/12/01 11:09 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カズレーザー (C)ORICON NewS inc.

 カズレーザー(メイプル超合金)が、1日放送のフジテレビ系朝のニュース情報番組『サン!シャイン』(月~金 前8:14~9:50)に出演。中国・上海公演で、日本人の公演が中止になっていることについて言及した。

【写真】上海公演中止…浜崎あゆみのメッセージ(全文)

 番組は番組冒頭で、「中国 日本人アーティストが“強制退場”」とテロップで紹介。28日に上海・西岸ドームアートセンターでの大槻マキのパフォーマンス中に突然照明が落ち、音楽がストップし、ざわつく現地ファンの様子を紹介。また浜崎あゆみほか、上海で予定していた日本人の公演が次々と中止となったことも伝えた。

 この騒動について谷原章介は、これまで中国で日本人の公演が中止となったことは今までにもあったが、「ライブ中に止められたのは初めて」と衝撃を受けたと話し、「まるで政治の力を使って文化を締め付けた。文化大革命じゃないですけど、そういうことにつながりかねないような恐怖感を覚えました」と心境を明かした。

 これを受けカズレーザーは、「これは、日本人がやられているというということなんで、中国人全体で考えたら、興味ない分野かもしれない」と推測。「中国文化が守られているととらえる右側の人もいるだろうから、そうなるとわれわれほどは実際はインパクトがないのかもしれない」とコメントした。

 谷原が「日本人の、日本エンタメを好きな人もいるだろうし。それ以上に保守的な人もいるだろうし…」と振ると、カズレーザーは「中国全体で考えたら、日本エンタメは人気がありますけど、やっぱりパイは少ないので。そうなると結局、日本側のダメージの方が大きくなっちゃうよなあと思うし。こうやってわれわれは衝撃を受けますから」と言及した。

 なお大槻については、強制退場となった翌日の29日、公式サイトと自身のSNSを更新。事務所スタッフより、上海でのパフォーマンス中の出来事について「このたび、11月28日および29日に上海・西岸ドームアートセンターにて開催されている『バンダイナムコフェスティバル2025』に関しまして、28日のステージにつきましては、パフォーマンス中ではございましたが、やむを得ない諸事情により急遽中断せざるを得ない状況となってしまいました」などと報告していた。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報