のん“飛鳥”、人生を懸けた美しき復讐劇がついに完結 “将棋やめます”宣言に視聴者も「じぇじ…

2025/11/18 17:05 

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ABEMA『MISS KING』最終話場面カット(C))AbemaTV, Inc.

 俳優ののんが主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『MISS KING/ミス・キング』(毎週月曜 後8:00)の最終話が17日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【場面カット】しびれる展開…対局するのん&中村獅童

 本作は、天才棋士の父に人生を奪われた国見飛鳥(のん)が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。

 いよいよ、飛鳥(のん)と彰一(中村獅童)が最後の対局を迎える直前。飛鳥のもとに香(山口紗弥加)が訪れ、彰一の自伝から削除された一部の原稿を手渡す。そこにつづられていたのは、彰一がかつて娘の飛鳥と妻の桂子(奥貫薫)をどれほど深く愛していたのか、そして彰一が家を出た本当の理由だった。

 原稿を読んだ礼子は、飛鳥と彰一がなんとか和解できないかと藤堂(藤木直人)に相談。藤堂は飛鳥のもとを訪れ、「これ読んでどう思ったの?」と問いかけます。飛鳥が「藤堂さんは?」と聞き返すと、藤堂は「俺も将棋に呪われた人間としてこいつの気持ちが理解できてしまった。俺に家族はいないけど、もしいたら同じ選択をしていたのかもしれない」と打ち明けた。

 また、香から「あなたたちは愛されていた。私とはちがう。だから憎む必要なんてない。復讐も意味がない。もう終わらせましょう、こんなこと。私たちから彰一さんを奪わないで」と言われた飛鳥は、苦しそうに「桂子と飛鳥、もっとも愛する2人…お母さんはそれ読んでいたらどう思ったかな? 私はその言葉を読んで、くっそむかつきました!私とお母さんの人生を奪っておいて、今さら何勝手なこと言ってんだよ」と感情を爆発させ、「藤堂さん、これは親子げんかなんだよ。だから他人とか関係ない。日本中があいつを認めても私は絶対認めない。お母さんと私を苦しめたあの男を全力で否定してやる」「棋士になんてならない!あいつぶっ倒して私もう将棋やめます!」と宣言。これを聞いた藤堂は、「飛鳥、大丈夫だ。お前は強い。親父を殴りに行くぞ」と励ました。

 失われた過去と真実を知った飛鳥は、複雑な思いを抱えながらも、運命の対局「将棋編入試験 五番勝負 最終局」で彰一と対局。まるで親子の殴り合いのような激闘の末、飛鳥が勝利を収め、見事史上初の女性棋士が誕生する。彰一はうれしそうに「強くなったな、飛鳥」と涙を浮かべながら声をかけ、飛鳥の目からも涙が流れ落ちる。さらにその後の記者会見で飛鳥は、「将棋ってほんとうに面倒くさい!だから私、もう辞めます!」と宣言し、報道陣を驚かせた。

 それから2年後。礼子の店で働く藤堂の姿があり、2人のもとには子どもが誕生していました。一方、彰一は息子・龍也を「久しぶりに指すか」と誘い、親子で仲睦まじく将棋を楽しんでいます。その頃、香は「どこに行っているのよ…」と呟きながら、飛鳥の帰りを待ち続けていた。

 飛鳥と彰一の歴史を揺るがす親子での対局シーンでは「泣いちゃう…」「気持ちのぶつかり合いを感じる対局」などコメントが続々と寄せられ、飛鳥の最後の一手には「きた〜!」「涙が…」「やったぜ!」と盛り上がりを見せた。そして対局後の記者会見で、「将棋ってほんとうに面倒くさい!だから私、もう辞めます!」と宣言した飛鳥の発言には視聴者も衝撃を受けていましたが、実はその後に続きがあり、第8話のラスト1分でその発言の真実も明らかになった。
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