テレ東“元嫁VS今嫁の妊娠バトル”『略奪奪婚』実写ドラマ化 主演・内田理央×伊藤健太郎×中…

2025/11/17 06:00 

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1月6日スタート『略奪奪婚』に出演する(左から)伊藤健太郎、内田理央、中村ゆりか

 テレビ東京は2026年1月6日からドラマチューズ!『略奪奪婚』(毎週火曜 深0:30~1:00)を放送。主演を内田理央、伊藤健太郎と中村ゆりかが共演することが17日、発表された。

【画像】実写ドラマ化記念!山田芽衣氏描き下ろし『略奪奪婚』イラスト

 2022年に電子コミックとして販売されると、“元嫁VS.今嫁の醜悪な妊娠バトル”として同世代の読者から共感の声を集めた山田芽衣氏による同名作を実写ドラマ化。長年の交際を経て結婚したものの子宝に恵まれず、落ち込んでいた妻の前に現れたのは、夫の子供を身ごもった若い女性だった。そんなショッキングな出来事から繰り広げられうるスパイラルサスペンス。

 『夫を社会的に抹殺する5つの方法』や『夫の家庭を壊すまで』、『夫よ、死んでくれないか』など、愛や怒りなど視聴者の強い共感を呼んできた不倫・復讐ジャンルにおいて、さらなる心の奥底をえぐる刺激的ドラマを届ける。

 主人公の千春を演じるのは、モデルやバラエティー番組など多方面で活躍するほか、ドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』(23年 テレ東)、『ダブルチート 偽りの警官』(24年 テレ東)いった話題作にも出演し、主演を務めた『嗤う淑女』(24年 東海テレビ)では新境地とも呼べる希代の悪女を演じ注目を集めた内田。

 そんな千春の夫・司役は、映画『#真相をお話しします』(25年)、『ストロベリームーン 余命半年の恋』(25年)、大河ドラマ『光る君へ』(24 年 NHK)など多数の作品に出演。確かな演技力で幅広い役柄をこなす実力派俳優・伊藤。テレ東のドラマには8年振りの出演。さらに、司の不倫相手・えみる役はドラマ『裏アカ教師』(25年 読売テレビ)主演、『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』(25年 テレ東)出演、主演を務めた『チェイサーゲーム W2 美しき天女たち』(24年 テレ東)ではエンディングテーマも担当するなど多彩なジャンルで才能を発揮している中村が務める。

【役紹介・コメント】
■千春役:内田理央
<役紹介>
駆け落ちの末に結婚した夫・司との間になかなか子供を授からず、将来について悩んでいた。そんなある日、夫の子供を妊娠したという若い女性・えみるが目の前に現れる。
<コメント>
人を愛することの尊さと苦しさが描かれている物語だと思いました。登場人物それぞれに痛みや正義があって、誰もが“悪”にも“被害者”にもなりうる。その人間模様をお届けできたらうれしいです。撮影頑張ります!

■司役:伊藤健太郎
<役紹介>
千春の夫でうだつの上がらない一介の精神科医。毎晩“子供を作ろう”と言ってくる千春に嫌気がさし、純粋に自分を必要としてくれるえみるに心が動いてしまう。

<コメント>
お話をいただいた時はまずタイトルのインパクトの強さに驚きました。どういった内容なのか、どのような登場人物が出てくるのか、まず本を読む前にタイトルだけでいろいろと想像していました。そして本を読むとなかなか自分の頭では共感しきれない部分も多くあったのですが、演じていきながら、なぜそうなってしまったのか、なぜその選択をしたのか。理解を深めていきたいと思っています。それぞれのキャラクターが抱えている悩みやコンプレックスなど繊細に演じられたらなと思っていますので、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらなと思います。

■えみる役:中村ゆりか
<役紹介>
司の不倫相手。司が勤める精神科に通院していたことで、司と出会う。自身を助けてくれた司のことを王子様だと思い込みどんどんと依存していき、やがて司の子供を妊娠する。
<コメント>
お話をいただいて、以前にもご一緒したことがある共演者の方やスタッフさんもいらっしゃるので現場には安心して参加させて頂ける事がとても心強いなと思いました。作品を読んだ時の第一印象は、どの登場人物の立場から見ても幸せが見当たらなくて、幸せなのか不幸なのか、ある意味この物語自体が残酷でもあるところがとても興味深かったです。ぜひ、ドラマを見ていただけるとうれしいです!

■山田芽衣
『略奪奪婚』ドラマ化のお話をいただくことができて、大変光栄でうれしく思っております。
「もし略奪婚が起こったとして、そこがゴールではない。その後一体どんな人生が待っているんだろう」という担当さまとのお話から始まった作品です。重く苦しい展開がたくさん散りばめられていますが、千春、司、えみるの3人が人生を歩んでいく姿をドラマスタッフの皆さまがどう表現してくださるか、とても楽しみにしております。ありがとうございました!

■森田昇(テレビ東京 プロデューサー)
不倫・復讐モノと呼ばれるジャンルがヒットしています。その理由は、主人公が虐げられているストーリーと、なんとかしてその境遇から脱却しようとする姿に視聴者が共感するからではないかと考えています。今回も主人公の女性は酷い裏切りに遭い困難な状況に陥り、どん底まで落ちます。かわいそうです。その点はこのジャンルの中でもさらにパワーアップしています。もう一つこの作品の特徴は、登場人物が皆コンプレックスなど問題を抱える困った状況の人間だということです。企画書では”登場人物全員ヒール”と表しました。これらの困った人々がみんな、何とか自分の幸せを求めて足掻く…というストーリーです。その困った連中の滑稽なまでに足掻き奮闘する姿に、必ずや視聴者は共感してしまうだろうと思います。更には先の見えないサスペンスフルな展開に、エンターテインメントとしてきっとハマることと思います。そして今までの不倫・復讐モノを更に強力にした今回のドラマを見た視聴者は、そのケレン味あふれる激しい展開の結果、スカッとした爽快感と明日を生きるための勇気をもらえると思っています。ご期待ください。
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