“アナキン声優”浪川大輔が『ビジョンズ3』で新キャラ担当 監督絶賛「この声しかない」

2025/10/28 19:48 

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『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume3の配信直前イベントに登壇した浪川大輔 (C)ORICON NewS inc.

 動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で、あす29日より独占配信が始まる『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume3の配信直前イベントが、28日に都内で開催された。

【動画】浪川大輔、黒沢ともよ、ファイルーズあいが“スターウォーズ愛”熱弁!

 本作は、ルーカスフィルムが熱望し、日本のトップアニメスタジオ9社が独自の解釈=“ビジョン”で『スター・ウォーズ』の新たな物語を描く短編アニメーションシリーズの第3弾。アニメーション業界を代表する制作陣が集結した注目のプロジェクトとなっている。

 イベントには、神風動画が制作を担当する『The Duel: Payback』で“グランド・マスター”役を演じた声優・浪川大輔も登壇。浪川は、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)でアナキン・スカイウォーカー(のちのダース・ベイダー)の吹き替えを務めたことで知られており、「第1弾ではCMナレーションだけだったので、“自分も出たいな”と思っていました。念願がかない、出演できて感無量です」と喜びを語った。

 起用理由について、『The Duel: Payback』の水野貴信監督は「グランド・マスターのビジュアルを見ながらサンプルボイスを聞いて検討していた際、浪川さんの声を聞いた瞬間に“これしかない”と確信しました」と説明。

 これを聞いて浪川は、「うれしいです。来てよかった(笑)。声と雰囲気で選んでいただけたのは声優冥利に尽きます」と笑顔で応じた。役作りについては「監督が納得できなければ、見てくれる人も納得しないと思うので、まずは指示をすべて受け入れるつもりで臨んでいます。今回のキャラクターは“人間というより…”という部分もあり、何度もテイクを重ねました」と語り、完成した映像を見た感想として「衝撃でしたし、いい意味で興奮しました」と振り返った。

 イベントにはほかに、Production I.Gの塩谷直義監督、キネマシトラスの垪和等監督、TRIGGERの大塚雅彦監督、WIT STUDIOの山元隼一監督、プロジェクトスタジオQの小林浩康監督、ポリゴン・ピクチュアズの吉平"Tady"直弘監督、デイヴィッドプロダクションの大平晋也監督ら各作品を手がけた監督陣が集結。

 ポリゴン・ピクチュアズ『極楽鳥の花』でナキメ役を務めた声優・黒沢ともよ、WIT STUDIO『The Bounty Hunters』でセブン役を演じたファイルーズあいも登壇した。


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