山下達郎、1991年発表の名盤『ARTISAN』LP&カセットで再発 代表曲「アトムの子」…

2025/10/22 14:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山下達郎、1991年発表の名盤『ARTISAN』LP&カセットで再発 代表曲「アトムの子」初のMVも公開

 山下達郎のデビュー50周年を記念したアナログ再発シリーズ『TATSURO YAMASHITA MOON VINYL COLLECTION』の一環として、1991年発表の名盤『ARTISAN』がきょう22日にLPとカセットで再発売された。

【動画】ついに登場!山下達郎「アトムの子」初のミュージックビデオ

 本シリーズでは、1983年〜1993年にMOONレーベルからリリースされた6作品(『MELODIES』『BIG WAVE』『POCKET MUSIC』『僕の中の少年』『ARTISAN』『SEASON’S GREETINGS』)を、180g重量盤による最新ヴァイナルカッティング仕様でアナログ化。すべて完全生産限定盤として、カセットテープ版とあわせて展開されている。

 『ARTISAN』は、山下がほぼ全編にわたって音作りと演奏をひとりで手がけた通算10作目のオリジナルアルバム。“ARTISAN(職人)のタイトルにふさわしいこだわりが凝縮された作品で、「アトムの子」「さよなら夏の日」「ターナーの汽罐車」「Endless Game」などの代表曲を収録した傑作アルバムだ。

 再発を記念し、アルバム収録曲「アトムの子」のミュージックビデオが本日初めて公開された。「アトムの子」は、1989年に亡くなった手塚治虫さんへのトリビュートソングとして制作された楽曲で、鉄腕アトムに託された夢や志が時代を超えて受け継がれることを歌った内容。今なおライブでも披露され続ける、山下の代表的なナンバーのひとつだ。

 初制作となった今回のミュージックビデオは、クリエイティブスタジオYARが制作を担当。アートディレクションにYOSHIROTTEN氏、監督に黒柳勝喜氏を迎え、「当時、鉄腕アトムを見た大人や子供が想像した様々な未来、そして心に抱いたワクワク感、夢や未来への憧れを、現代にも共有できるような映像に」というコンセプトのもと、実写とCG、アニメーションを組み合わせて構成されている。楽曲の持つ「ノスタルジー」と「未来」が同時に表現された映像作品となった。

 名曲の魅力が新たなかたちでよみがえった「アトムの子」のミュージックビデオは、YouTubeにて公開中。TATSURO YAMASHITA MOON VINYL COLLECTIONの全6タイトル購入者を対象に、抽選で「豪華収納ケース」が当たるキャンペーンも実施されている。


ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報